山日記

あんな山こんな山登ってきました〜
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長次郎谷から剱岳(2999m)

登った日: 2011年8月5日(金)〜7日(日)
目的: 点の記ルートから剱岳に登る
メンバー: koyamaさん、sarasawaさん、マサコさん、mogu
嬉しい 山岳ガイド: 福田浩道さん
家 剱沢小屋
温泉 葛温泉 温宿かじか



8/5 晴れ のち 曇り
コースタイム:室堂9:30〜(40)〜雷鳥沢10:10/10:20〜(1時間40)〜剱御前小屋12:00〜(1時間)〜剱沢小屋13:00※歩行時間3時間20分

去年初めて剱岳に登り北方稜線の帰りに剱沢雪渓を1人で登っているときに見た長次郎谷、映画点の記の舞台になったところを私達でも登れると聞いて是非登ってみたい思った。もちろんバリエーションルートなので自分たちでは登れないから、何時もお世話になっている福田ガイドさんにプライベートガイドをお願いした。

1年経つのは早い!!いよいよ山行日になり、真夏にアイゼンとピッケルと冬靴を引っ張り出す。この冬靴で剱岳から下山するのはちょっときついなと思い5.10のアプローチシューズを持って行くことにした。集合場所は室堂、初日は剱沢小屋までなので遅くてもいいかなと思っていたら、この時期の剱は午後になると雷雨になるので遅くとも2時までには着いたほうが良いと言われ、みんなで検討した結果マサコさんの車で扇沢まで行き、車中泊して朝一番のトロリーバスに乗り室堂に向か事になった。

扇沢から黒部アルペンルートに行くのは久しぶりだ、こっちからだと結構乗り換えが多いのでついつい立山からが多かったのよね。扇沢の駅で並んでいたら福田さんがやって来た〜久しぶりの黒部ダム、天気が良く赤牛岳がよく見える。この晴天、なんとか明日まで持って欲しいと祈りつつ室堂に着きました。 ここで 夜行バスで来ていたkoyamaさんと無事合流、雷鳥沢経由で今日泊まる剱沢小屋に向かいます。ここのレポは書かなくても良いですね(笑)

黒部ダム
赤牛岳がよく見える、来年こそ読売新道を歩きたい。

室堂
室堂に到着〜まだ天気はいい

雷鳥沢
地獄谷経由で雷鳥沢、今年は火山ガスが強くてむせてしまった。

剱御前小屋
剱御前小屋に着く、去年と同じで何も見えません。

剱沢小屋に到着、相変わらず剱岳はガスの中、この時期にすっきりみえる事ってまれなんでしょうね。小屋は満員ですが予約制なので詰め込むことは無いがやっぱり狭い。部屋の下の段には秩父の山岳会の人達が入り、明日は私達と同じルートを登るとのことでした。明日も剱沢小屋泊まりなので置いていく荷物と持っていく荷物の整理する。

剱沢小屋
剱沢小屋に到着〜と作りたての美味しい夕食

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8/6 曇り / 雨
コースタイム:小屋4:25〜(40)〜剱沢雪渓5:05/5:15〜(25)〜長次郎谷出合い5:40/5:45〜(2時間)〜熊の岩7:45/8:00〜(1時間30)〜長次郎の頭手前鞍部9:30/10:00〜(30)〜剱岳山頂10:30/11:20〜(3時間40)〜剱沢小屋15:00※歩行時間:8時間45分(小休止含む) 休憩:1時間50分

夜中、雨が強く降っていて明日はどうなるかと思いっていましたが予定通り三時起床、朝はお弁当にして貰っていたので4時に食堂でお弁当を食べて外に出る。天気はまあまあで稜線が見え、山頂に向かうヘッドランプの明かりも見えました。私達より一足先に秩父隊が出発していき私達も出発〜剱沢を下って途中で雪渓に下りる。ここでアイゼンを付けストックで剱沢雪渓を下ります、程なく平蔵谷を左に見てさらに下って行き長次郎谷の出合いに到着しました。

朝の剱岳
夜明け前、剱岳の稜線はまだ見えています。

アイゼンを付ける
雪渓に下りてアイゼンを付ける

歩き出す
剱沢雪渓を下って行く

平蔵谷
左に平蔵谷を見て

長次郎谷出合い
長次郎谷の出合いに到着〜

天気はまずまず、前方には秩父隊の登っているのが見える。いよいよ点の記のルートを登る、登り初めはまだまだ傾斜は緩くストックで登れる、途中岩登りの人達が下ってきた。ひたすら登り前方に熊の岩が見えて天気も青空が広がり天気になるのを期待していましたが一瞬でまたガスに覆われてしまった。


いよいよ長次郎谷に入り登る。前方に熊の岩が見えた(大きくなります)

遠くに見えた熊の岩は近くに来ると大きな岩稜だった。右に行くと長次郎谷の右俣で去年通った池ノ谷ガリーとの鞍部に向かう。右の尾根の方からはクライマーのコールの声が響いてきますがガスで何も見えない。長次郎左俣に行くには熊の岩を右から回り込んで左に向かいます。上部は平坦になっていてテントが1張り張ってあった、ここで休憩を取りストックからピッケルに持ち替え、ロープを繋ぐためにハーネスを付ける。

私達が装備を付けているときに1人の男性が登って来た、テント装備の大きなザックを担いでアイゼンも付けていない、何処に行くのか聞くと剱沢のテント場と言う。なんと登って来た雪渓を剱沢雪渓と間違えて登って来たみたいだ、ここは長次郎谷だというとびっくりしていた。この人私達がいなかったらそのまま登って行ってしまったのかしら、変だと思わなかったのかな〜私も去年剱沢雪渓を登ったけど、地形図をよく見ていれば剱沢を登ってきたら絶対に右の谷には行かないって判るはずだけど、人が登っている方に無意識に着いてきてしまったのでしょうね。アイゼンも無しに下って行きましたが無事に剱沢のテント場に着いたかしら。

熊の岩上部
熊の岩上部は平坦になっている。

熊の岩でひと息入れいよいよ長次郎谷の核心部を登る。ロープで確保して貰ってはいても急斜面、慎重に1歩1歩確かめながら登って行く、こんな雪の急傾斜を登るのはモンブラン以来だわ。天気は相変わらずガスガスで小雨が降ったり止んだりしている、少し傾斜が緩くなったなと思ったら雪に亀裂が入っていてそれを越えて行くと長次郎の頭の鞍部に到着した〜アイゼンを外してほっとひと息いれて山頂に向かいます。


長次郎左俣を登る。ガスっていたので高度感あまり感じず(大きくなります)

コルに到着
長次郎のコルに到着〜

下を見る
上から登って来た雪渓を見る。ガスっているので高度感ゼロ

このコース去年は山頂から下ってきたのですが登りの方が楽です。30分ほどで山頂に到着〜去年と一緒ガスガスで何も見えませが、5〜6人の登山者が休んでいます。去年北方稜線を歩いたとき山頂は通過点ということで記念写真を撮らなかったので、今回はしっかりと山頂の写真を撮って貰いました。山頂でお昼を食べて福田さんの入れてくれたコーヒーを飲んでゆっくりとする。今年は去年以上に何も見えないのが本当に残念、今年は特に天気が不安定で1日晴れるというのはこの時期の剱岳では難しいのかもね。山頂に居ると源治郎尾根を登って来たクライマーがやって来た。それを見ていた福田さん、来年は源治郎尾根を計画しようかな〜なんて言っています。直接山頂に登れるならと、ちらっと思ったりした・・・・

山頂に到着
山頂に到着です。

山頂で冬靴からアプローチシューズに履き替えて下山開始、早速カニのヨコバイの所に到着。ここが渋滞する箇所なのねぇ、確かに岩場に慣れていない人にはハードルが高そう。やっぱり岩場は登りより下る方が恐い、ヨコバイからはクサリ場の連続下降で雨も降っていたので慎重に下り平蔵のコルに到着。去年今年と二年がかりで剱岳の名所カニのタテバイとヨコバイ歩きました。

カニのヨコバイ
カニのヨコバイに到着

下り口
下り口では少し渋滞

ハシゴ
ヨコバイの次は長いハシゴ

クサリ場
続いてクサリ場の下り、下りている人は源治郎尾根を登ってきた人達。

平蔵のコル
平蔵のコルに到着

コマクサ
右側を見たら、ザレ場にコマクサが咲いていました、側には近づけないので望遠で


平蔵の頭を登り

前剱の門を登り前剱は下山道を巻き気味に通過やっと一服剱まで来てほっとひと息付いた。剣山荘まで下り雪渓をトラバースして剱沢小屋に無事帰ってきました。


前剱の門を登って

一服剱
やっと一服剱に着きました、

雪渓
雪渓を渡って剱沢小屋に到着

剱沢小屋でシャワーを浴びてやっと人心地着いて、何は無くても取りあえずビール(笑)夕食の時間になるとだんだんと天気が良くなって剱岳が見えて来た・・・こんなもんです。でも、天気が悪くても映画で見た点の記ルートの長次郎谷を登れて感無量です。

夕食時
今夜のメニューは揚げたてのエビフライとシチューです

※写真提供:sarasawaさん

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8/7 曇り
コースタイム:剱沢小屋7:00〜(1時間)〜剱御前小屋8:00/8:20〜(2時間10)〜室堂10:30
今日は帰るだけなので小屋でのんびり朝食をいただく、朝は剱岳が綺麗に見えていましたがだんだんと山頂がガスに覆われてきた。やっぱり剱岳の夏はこんな感じなのかな〜二回登頂して何も見えなかったのでもう一回挑戦してみようと思うけど、夏の時期は避けた方がよさそうですね。


朝の剱岳


朝食

7時に小屋を出発、天気が良かったら前回できなかった立山三山の縦走したかったけど、他のメンバーは乗り気では無くて断念。天気も剱御前小屋に登るにつれてガスって来たのでキッパリとあきらめました。ところが剱御前小屋で携帯の電源を入れるとなんとハイジさんから、室堂から一の越しに登ってるってメールが入って来た。後でレポを読むと雄山から縦走して剱沢小屋に入ったらしく、私も立山三山縦走していたら途中で会えたのにすれ違いで残念でした。雷鳥沢を下りテント場から登り返して無事に室堂に到着、ここで福田さんとお別れして4人で扇沢まで下り車で温泉に向かいます。

剱御前
剱御前小屋から室堂方面は晴れている

室堂
室堂に到着

扇沢から日帰り温泉というと大町温泉薬師の湯と相場が決まっていますが、登山者の多さできっと混んでいるだろうなと言うことで、少し遠いけどマサコさん推薦の葛温泉の温宿かじかに向かう。静かでなかなか素敵な温泉でお薦めですよ〜お風呂に入っているときに大雨が降ってきたので少し雨宿りして3時に温泉を出て帰路に着きました。

日曜日なのである程度の渋滞は予想していましたが甲府に入るといきなり事故渋滞40キロの標識が出てびっくり!!抜けるのに5時間掛かると出ていて、急遽勝沼で高速を下りて塩山駅まで送ってもらった。マサコさんには申し訳なかったですがあの時決断して貰い本当に助かりました。私達は大月からあずさに乗れたのでなんとかいつもの時間に帰る事ができました、本当にありがとうございました。
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この記事に対するコメント

ハイジさん、早速見てくださってありがとう

金曜日の始発も7時半だったわよ、6時半始発はお盆の時期だけなのかも知れないね。シチュー美味しかった〜ほんと連日満員だったから食材無くなっちゃたのかもね(笑)

山頂からの景色が見たいので剱は来年もう一度トライしてみるつもり、ルートはどうしようかなぁ検討中です(^ー^* )フフ♪

mogu | 2011/08/23 8:35 AM
うわぁぁ〜〜、早朝こそ見えていたものの、山頂に近くなるに連れてガスガスになってしまったのね〜〜、残念。

剱御前小屋にいたってのは、泊まってたわけでなくって、通過点だったのね、ちょうど携帯がつながるとこで、私のメールを受けてもらえたわけだったんだ。
会えなくて残念だったけど。

室堂に入った日金曜日、始発のバスは7時半だった?
日曜日に入る時、7時半が始発で、それじゃ遅いと思って、うちは立山まで行ったのだけれど。

剱沢小屋の食事、2日ともにシチューかぁ、私が泊まった日曜日はシチューはなかった。
moguさん達がたくさん食べちゃったから材料がなくなったのかな?(笑)
食べたかったなぁ、シチュー(どっちのでもいいけど)

来年もまた剱行き、早月尾根ではなくって、源治郎尾根になる方に1000点です。

今回のメンバーに、マサコさんがいて、なんかうれしかったです。
南アの時いなかったので。
ミセスハイジ | 2011/08/22 7:55 PM
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