山日記

あんな山こんな山登ってきました〜
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甲斐駒ヶ岳(2967m)

登った日2011年7月25(月) 〜26(火)
メンバー mogu
目的 黒戸尾根から甲斐駒に登る
行程:小淵沢〜尾白渓谷P〜竹宇駒ヶ岳神社〜七丈小屋(泊)〜甲斐駒ヶ岳〜双子山〜北沢峠〜広河原〜甲府
家 七丈小屋(夕食付き¥7000)
温泉 芦安温泉 白峰会館



7/25 曇り
コースタイム:尾白渓谷P 9:40〜(5)〜竹宇駒ヶ岳神社9:45〜(2時間05)〜横手分岐11:50〜(2時間)〜刃利天狗13:50/14:00〜(40)〜五合目14:40〜(50)〜七丈小屋15:30
※歩行時間:5時間40分(小休止含む) 休憩:10分

白根三山を縦走して一週間後、今度は1人で黒戸尾根から甲斐駒を登ります。なぜかというと月末は仕事なのでこの週山に行かないと三週間空いてしまう、8月の初めには剱に行く予定で3週間空くと体力的にきつくなるので何処か登りに行かなくちゃ〜といろいろと考えていたとき、白根三山の帰り黒戸尾根を何回か登っているChiyomiちゃんに進められて甲斐駒に登る事に決め計画を練った。

まずは七丈小屋の情報、ここ2年間ヘリが飛ばなくて小屋での食事提供が無かったと聞いていたので取りあえず北杜市の観光課に電話して聞いたら、今年はヘリが飛んだので食事できますとのことで良かった!!と喜んだのはいいのですが、七丈小屋は電話が通じずに予約は出来ない食事する人は16時までに小屋に到着してくださいと言われた。黒戸尾根の登山口は2箇所有り、横手駒ヶ岳神社と竹宇駒ヶ岳神社で黒戸尾根を何回か登って居るChiyomiちゃんのレポで竹宇からの方が歩きやすいと書いてあったので迷わず竹宇駒ヶ岳神社から登ることに決めた。

さて、竹宇神社に行く行き方ですが週末には韮崎からバスが出ているようですがこのバスに乗ると10時近くから登るようになるのでなるべく速く歩きはじめたいのでタクシーで行くことにして調べたら、韮崎からだと¥7000近く掛かり時間も40分位掛かる、試しに小淵沢のタクシーに聞いてみたら時間は20分位で料金も¥4000だと言われこれも迷わず小淵沢から行く事に決めた。あずさだと小淵沢着が8時56分なので尾白渓谷の駐車場には9時20分に着き9時30分には歩き出せそう。この時間でもコースタイムを計算すると16時10着なのですが頑張れば16時には着くだろうと思いましたが念のために自炊道具と食料も持って行くことにしました。黒戸尾根は何しろ急と聞いていたのでザックも日帰り用のにして荷物も極力減らそうと努力しました。でも単独なのでツエルトとファーストエイドキットは外せない、コッヘルガスは小さいのにして軽量化、朝計ったら水を1.5入れて9キロでした。10キロ切ると軽く感じます。

いろいろと前置きが長くなりましたが始発電車に乗り新宿に向かいます。新宿駅に着いたらなんと八王子と西八王子間で人身事故があり中央線が遅れているとアナウンスしています・・・取りあえずあずさは定刻通りに発車。なんとか止まらずに行きましたが高尾駅の前で20分停車してしまった。この時点で16時までに七丈小屋は無理かなとあきらめムード、高尾駅を過ぎたら順調に走って小淵沢には20分遅れで付きました。平日なのでタクシーにもすぐ乗れて尾白川渓谷の駐車場についたのが9時35分、駐車場には結構車が止まっていました。いろいろと有ったけどなんとか登山口から歩き出します。

駐車場を後に遊歩道を歩いて行くと竹宇駒ヶ岳神社に到着、お参りをして尾白側渓谷の吊り橋を渡る。この尾白川を上っていくと黄連谷があるのですね〜月末にさわねの企画が出ていたけど私のレベルでは無理だし仕事があるの申し込まなかった。あともう一つ黒戸尾根を挟んで大武川の遡行も出ていました。黒戸尾根を登ろうという気になったのも、さわねのこの2つの企画が有ったことも一因かも。

駐車場
尾白渓谷駐車場、平日なのに結構車が止まっている

竹宇駒ヶ岳神社
竹宇駒ヶ岳神社,お参りをして出発

尾白渓谷
吊り橋から尾白川渓谷を見る

吊り橋を渡りいよいよ登りはじめます、いきなりの急登ですが登山道は踏み固められていて段差も無く歩きやすい。平日なので私の他には登って居る人はいない感じ、急登は尾白渓谷の遊歩道との分岐で終わりしばらくはトラバースの道になり終わると急登、登山道は全部が急登では無くトラバース道は平坦になっていたりする。それに岩ゴロでもなく木の根っこだらけでも無く、刃渡りまでの登山道は良く踏まれていて歩きやすい。上の方に来ると昔登山道だった掘れた道が出てきますその横には新しい登山道が出来ていました。信仰の山は飯豊もそうでしたがたくさんの人が歩くので登山道も掘れてしまうのですね。何人か下山者の人とすれ違い登山道に岩が出てきたら有名な刃渡りの岩場、クサリも付いて居るし特に難しい事もなく通過。

登山道
信仰の山ならでは、登山道にはこういった石碑が随所に見られた

登山道
途中に有った石仏、新しいしめ縄が掛かっています

刃渡り
有名な刃渡りに到着〜ひらけていて見晴らしがいい

韮崎方面
刃渡りから左、韮崎方面かな?

渓谷
右、尾白川渓谷方面〜谷が深いですね

また樹林帯になりハシゴが出てきて登ると祠が建っている刀利天狗に着いた。ここまで途中2回ほど小休止しただけで休まずに登ってきたのでベンチに座って休憩する。時間は13時50分、ここから七丈小屋までは2時間10分なのでなんとか16時までには着きそうだ。

ハシゴ
ハシゴが出てきました

刀利天狗
刀利天狗に到着、なかなか雰囲気のある祠ですね

刀利天狗からは黒戸山の北側を巻くような感じの登山道から下りになり下ったところが5合目の小屋跡、さらに下って行くと正面に大岩が有り祠が建っている屏風岩に付きました。

五合目
登山道に咲いていたギンリョウソウと五合目小屋跡

屏風岩
正面に屏風岩、ここにも新しいしめ縄が掛かっていました。

さぁ〜ここからハシゴ祭りの始まり、始めに長いハシゴを登り切る。ハシゴは階段と違うのでそんなに疲れない、次にクサリ場を登り水平のハシゴの所に来ると右の渓谷に滝が見えた、黄連谷の滝かな?水平のハシゴを通過してさらに何個かのハシゴを登り垂直のハシゴ、ここは慎重に登りってさらにハシゴを登って少し平坦になったかなと思ったら七丈小屋に着いた。ちなみにハシゴの数えた物好きがいまして、なんと15のハシゴがあったそうです。時間は15時30分早速夕食付きの受付をしました。

ハシゴ1
屏風岩の長いハシゴ

水平のハシゴ
水平のハシゴも下が見えて緊張する。右の谷には大きな滝が見える

垂直のハシゴ
垂直のハシゴ、これを登れば小屋はすぐ

小屋にはカップル1組、親子1組と単独の男性1人関西から来た後期高齢者の男性2人と私で計8人、夕食まで小屋の外で関西のおじさんと単独さんと女性1人とでビールを飲みながらお話し、みなさん尾白川渓谷まで車で来て登りはじめたようで関西のおじさん達は早川尾根から鳳凰三山縦走して青木鉱泉に下りると言っていた、他の人達は山頂往復するようです。夕食はおかずがたくさん有って美味しかった、ご飯の後にテレビで天気予報をみたら明日は午後から天気が崩れる予報だった。小屋番さんが几帳面に布団を引いてくれ7時過ぎにはみんな寝る体勢になっていつしか寝ていた。

夕食
おかずがたくさん有る夕食、お刺身がまだ溶けきっていなくてしゃりしゃりしていた。

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7/26 曇り
コースタイム:七丈小屋4:45〜(50)〜八合目ご来光場5:35〜(1時間15)〜甲斐駒ヶ岳山頂6:50/7:00〜(1時間05)〜駒津峰8:05/8:15〜(30)〜双子山8:45〜(55)〜北沢峠9:40 ※歩行時間:4時間35分 休憩:20分

3時頃隣に寝ていたカップルが起き出して外に出ていった、わたしは4時に起床小屋番さんが夜用意してくれたお湯で紅茶を飲み朝ごはん代わりのパンをかじり支度する、朝食は5時30分で食べるのはおじさん3人だけのようだ。5時前に出発第2小屋の横から登ると上はテント場になっていて1張り張ってあった。登りはじめに後ろを振り返るとちょうど日の出、山は奥秩父かな?天気が悪くて日の出あきらめて居たので嬉しい、しばし見取れていました。ダケカンバの林からハイマツ帯になり急登を登って行くと八合目のご来光場に到着、もし次があるとしたら日の出はここから拝みたいと思います。

登山道
第2小屋の脇から登りはじめます

日の出
登って行って後ろを振り返るとちょうどお日様が出てきました。

ご来光場
8合目ご来光場

ご来光場から見上げる甲斐駒、ここからは岩稜帯の始まり痩せ尾根を通りクサリ場と岩場を登って行くと岩の上に剣が刺さっている場所を通過。ここが一番岩登りを強いられるところでした。そこを過ぎると駒ヶ岳奧社に着きました。

岩場
こんな岩場が出てきます


ちょっと難しい岩場

北岳
北岳に傘雲がかかっている

岩の上に剣が
岩の上に二本の剣、どうやって立てたのでしょう


鳳凰三山と剣、やっぱり修験者の山ですね。

駒ヶ岳奧社
駒ヶ岳神社奥宮の祠

お参りをしてから山頂向かい山頂に着いたら親子連れが朝ごはんを食べていた、天気は高曇りなので先週歩いた白根三山から鳳凰三山八ヶ岳と見えます。下山しようとしたときに小屋にいた親子さんが登って来ました挨拶をして下山開始。花崗岩のザレ場を摩利支天方面に下りて行く。ここからは10年前歩いた道ほとんど忘れていましたがこのザレ場登りが大変だったことを思い出します。ルートも整備されていて迷わずに摩利支天の分岐に到着、摩利支天に登って見ようかなと思ったけど北沢峠発のバス時間が9時45分なので今回はあきらめてそのまま下ことにした。

山頂
山頂にも祠がこちらに、新しいわらじとしめ縄が奉納されていた。

仙丈ヶ岳
鳳凰三山の向こうに富士山が見えますが写真で判るかな?

分岐
山頂から下りた分岐

六方石に向かう途中団体さんに遭遇、岩場を下りるのに苦労していてやり過ごすのに時間が掛かってしまった。見ていて昔の私も同じだったなと思った、駒津峰までの稜線は続々と登山者が来るのですれ違いに気を付けてやっとの事で駒津峰に到着10年振りでなんだか懐かしいな。

六方石
六方石から駒津峰までり稜線

駒津峰
駒津峰に到着、お約束の甲斐駒の写真

少し休憩して双子山方面に下りる、鞍部に着き双子山の登りが下ってきた身には堪える。双子山からの下りはジグザグの登山道が延々と続いて思っていたよりも時間が掛かり、北沢峠のバスの時間が迫って来て後半は高速下山状態でやっとの事でバスの時間5分前に着いた。これを逃すと1時までバスが無いので必死でした。

双子山
双子山の向こうに仙丈ヶ岳、お盆にこの仙丈ヶ岳に面白いルートから登る予定

北沢峠
出発の5分前に到着〜

広河原に着いたら乗り合いタクシーになぜが乗る事になり市営の駐車場に着いた。白峰会館で温泉に入りさっぱりさとしてバスの時刻を聞きに行ったら、甲府行きのバス停は少し歩かないとダメとのこと、あとは奈良田まで下り普通の路線バスに乗るしか無いといわれ途方に暮れていると白峰会館の方がバス停まで送ってくれることになり、時間まで白峰会館で生ビールとお蕎麦を食べて待つことにした。普通の路線バスのバス停まで車だと5分も掛からないけど歩くと結構有りそうで送ってもらって本当に助かりました。路線バスで甲府駅まで戻りかいじに乗り無事帰宅。

甲斐駒は私が山登りを始めた頃、そう10年前に仙水小屋から登って以来です。あの時は山歩きになれていなくて本当に大変でしたが山頂で黒戸尾根から来るネット仲間と待ち合わせたりして楽しい想い出でした。そんな私が1人で黒戸尾根から甲斐駒に登ったなんてね、なんだか感慨深い甲斐駒登山でした。
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