山日記

あんな山こんな山登ってきました〜
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北ア・奧又白池〜前穂北尾根5.6のコル

登った日: 2009年9月15日(火)〜16日(水) 天気雨 晴れ
メンバー: 福田ガイド他5人
目的: 北アルプスのバリエーションルートを歩く
ルート: 上高地徳沢園〜奧又白池〜前穂北尾根5.6峰のコル〜涸沢ヒュッテ(泊)〜パノラマコース〜徳沢園〜上高地バスターミナル
嬉しい 山岳ガイド: 福田浩道さん
おうち 徳沢園涸沢ヒュッテ
温泉 : 沢渡温泉・梓湖畔の湯


※注意この地図は正しいルートを示しているものでは有りません。


14日移動日:上高地〜徳沢園

ある日、マサコさんから福田さんのガイドツアー・奧又白池から前穂北尾根を通り涸沢に抜けるバリエーションルートの空きが出たけど行かない?とメールが来た。行ってみたいなぁと思ったけど、12.13日と沢登りの予定が入っていて行けない。でももし沢登りが中止になったら参加してもいいですか?と聞いたら福田さんから良いですよと返事を貰った。

一週間前の天気は晴れだったし、参加は出来ないだろうと思っていたところ・・・なんと「女心と秋の空・・」木曜日に天気予報を見たら土曜日が雨マークに変わってしまい、尾瀬の沢に行く予定が中止になったしまった。今年は8月以降週末の天気が悪くて中止になることが多く、今回の尾瀬も楽しみだったのでほんとうにガッカリ。というわけで沢が中止になってしまったのでマサコさんと福田さんに連絡して奧又白池に参加することになりました。

集合は15日7時30分徳沢園となっていた、夜行バスで行こうかなと一瞬思ったのだけどバスで一睡も出来ないでいきなりバリエーションルートを登るのは体力的に大変だと思い徳沢園に泊まることにした。徳沢園は何度か通ったこと有りますが泊まるのは初めてなので楽しみ。14日、松本駅でマサコさんと小山さんと待ち合わせて松電とバスを乗り継いで上高地にはいる相変わらず観光客が多い。カッパ橋からは穂高がよく見える、明日もこんな天気だと良いのに天気予報は曇りなのよね。

カッパ橋からの穂高
カッパ橋からお約束の景色

今日は徳沢園までなので嘉門次小屋で岩魚食べていこうと言うことになり、河童橋を渡って自然探勝路を嘉門次小屋まで歩いた。岩魚を食べてから徳沢園までのんびりと歩いていく。

焼岳
春に登った焼岳

嘉門次小屋
嘉門次小屋で岩魚を食べる

ガイドの福田さんともう1人の参加者の方が先に来ていました、後1人の方は仕事の関係で明日の朝到着とのことだった。ここは旅館と山小屋の中間みたいな宿、観光客の人達は個室に泊まっていますが私達は相部屋、そんなに混んでいなかったので広く使わせて貰った。

徳沢園
徳沢園と登山客の部屋

お風呂も有ったので入りに行くと何人かの女性が入っていて話しを聞くと明日は私達と同じようにガイドツアーで奧又白池まで行くとのこと、ただし涸沢には行かずにまた徳沢園に戻ってくると言っていた。夕食は豪華、朝食も美味しかった。

夕食と朝食
夕食にはステーキが出ました。

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

15日コースタイム:徳沢園7:45〜新村橋7:55〜(1時間5)〜中畑新道分岐9:00/9:10〜(2時間20)〜奧又白池11:30/12:00〜(2時間)〜前穂北尾根5.6のコル14:00/14:10〜(1時間20)〜涸沢ヒュッテ15:30
※歩行時間:6時間45分(小休止含む) 休:50分

朝方雨の音で目が覚める、うそぉ〜雨?今日はどうなるのかなと心配になる。起きる頃には雨は止んでいたが山の上はガスガス、福田さん天気は回復傾向なので予定通り行きますとのとこでほっとした。朝食は7時なので食べたらすぐ出られるように支度をする。昨日お風呂場で会った人達は6時に雨具を着けて出掛けていった。私も雨は降っていませんが下草が濡れているので雨具のズボンだけ履く、7時30分にもう1人の参加メンバーも到着して私達も出発。

新村橋を渡り林道を歩いてパノラマコースの登山道に入る、しばらく緩い登りを登っていくと慰霊碑が建っていた。さらに樹林帯の中を登っていくとだんだんと傾斜が急になり開けた河原に出たところがパノラマコースとの分岐。ここで休憩、沢には水が流れていてこれからは水場はないのでここで水を補給する。上を見上げたらガスが下りてきて天気は余りよくない、小雨も降ってきたので雨具の上を着る。

新村橋を渡る
新村橋を渡る、山ははガスが下りてきた。


パノラマコースとの分岐

この分岐からいよいよバリエーションルート、右にパノラマコースを分けて背丈ほどある草の中の細い踏み跡をたどっていくと正面に松高ルンゼ、このルンゼの右の尾根を登っていくとのこと。取り付きがちょっと判りづらい、尾根末端の露岩帯を登り尾根に取り付く踏み跡は有りますが標識の類は無い。


正面が松高ルンゼ、右の尾根に取り付く

灌木帯の痩せ尾根は急峻でところどころ滑りやすいところがあり、福田さんが補助ロープを出してくれる。時々休みながらひたすら登り、森林限界を過ぎて草付きを直登していくとかすかな踏み跡が左右に有るところに出た。奧又白池に行くのは左、右は北尾根方面に行く踏み跡とのこと後でここまで戻って来た。


踏み跡は有るが赤テープなどの目印の類は無い。

左の踏み跡に入り少し登ると目の前に池が出て来てここが奧又白池、ガスガスで何も見えません・・・・悲しい。本当なら目の前に前穂がドーーンとそびえているのが見えるのでしょう、天気が良かったらどんな景色が見えるのやら・・・標高は2500mなのでじっとしていると寒い温度計を見たら3℃でした。ここはまた是非天気の良いときリベンジしなくちゃ〜何も見えないのでお昼も早々に5.6のコルに向けて出発。


奧又白池に到着〜何も見えない。


取りあえず記念写真、これだけ見たら何処にいるのか判らないね。

先ほどの分岐まで戻り草付きの踏み跡をトラバース気味に登っていく、奧又白池までは地図に破線ルートで載っているが、これから歩くコースは地図にも載っていないし踏み跡も池までようにはっきりとはしていない。腰まであるベニバナイチゴかな?をかき分け登っていくと途中にはブルーベリーもたくさんなっていた、かすかな踏み跡は足元が不安定なので気が抜けない。


草は滑りやすいので慎重に歩く

何回も来ている福田さんは危険箇所も判っていて注意してくれるので有りがたい。草付きを下っていくと正面にガレ場が出て来たここは奧又白谷とのこと、ガレ場をトラバース気味に渡っていくこのガレ場を通過して尾根に上がる場所にはペンキで印がしてありますが、奧又白池方面から来ると見落としやすい。


奧又白谷のガレ場をトラバースする


尾根に上がるところにはペンキ印あったがよく見ないと判らない。

いったんガレ場を通り小さな尾根を乗越ていくと今度は5峰からのガリー、ここをトラバース気味に直登して右の草付きの支尾根に取り付く、取り付くところには赤いペンキマークがしてあった。草付きの尾根は濡れているので滑りやすいが踏み跡は階段状になっている。両手両足を使い登っていく左の沢筋には残雪が残っているのが見える、ガスで周りが見えないけど天気が良かったら結構な高度感が有りそうな気がする。途中4メートルほどの岩場が出て来て福田さんの指示で慎重に登り、両側が切れている痩せ尾根を通過するとやっと安定した尾根になったのでここでひと休み。回りを見回すと草原になっていてお花の時期はきっと高山植物が咲いているのだろうなと想像する。


池から歩いてきてやっと座って休憩が取れた。

ここから尾根をトラバース気味に登っていくと平坦なところに出てここが5.6のコルだと言われ、やったぁ!!予定の時間に着きました。天気が良かったら6峰に登る予定だったがこの天気なのでもちろん中止で残念、ガイドブックには「5.6のコルは標高約2730m、北穂から奥穂と前穂を繋ぐ吊り尾根にかけての穂高連峰が雄大な景観を作り感動また感動である」と書いてあり天気が良かったらさぞかし素晴らしい景色なのでしょう。この天気は残念だけど、ここまで歩いてこられたのでよしとしよう。そしていつの日かまたここに来られたらいいな。


登ったところがコルでした〜

さて、涸沢ヒュッテに向けて下山、雄大なカールの岩ゴロ道を下りて涸沢ヒュッテの裏に出ました。


さて、涸沢に向けて下山。


正面に涸沢小屋の赤い屋根がかすかに見える。


やっと涸沢ヒュッテに到着しました〜

こんな天気なのにヒュッテには70名近く泊まっているそうで、乾燥室は雨具でいっぱいだった。涸沢名物のおでんを楽しみにしていましたが天気が悪いのと寒いので売店は閉まっていて食べられず残念だった。


白ワインで乾杯〜

明日はパノラマコースを通り下山の予定、天気が良くなってくれると良いな。

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

16日コースタイム:涸沢ヒュッテ7:25〜(1時間20)〜屏風ノコル8:45/8:50〜屏風の耳往復1時間〜屏風ノコル9:50/10:05〜(1時間40)〜中畑新道分岐11:45/11:55〜(1時間)〜徳沢園12:55

朝起きたら快晴!!何なのよこの天気〜昨日がこの天気だと良かったのにねぇとみんなでぼやく・・・・。ぼやいても仕方ない今日が天気になっただけでも良しとしようと自分を慰める。それにしても穂高の山々がくっきりと雲1つ無くそびえているのはいつ見ても壮観、外のテラスに出たらテラスが凍っているので滑って転ばないように気を付けて写真を撮る。ツアーは取りあえず涸沢で解散、小山さんは奥穂高に登るのでここでお別れして後の4人は福田さんとパノラマコースを通って徳沢に戻ることになった。

涸沢から見た朝焼けの穂高 6峰に有るタヌキ岩に朝日がさす
朝の涸沢・・・何でこんなに天気が良いの?クヤスィイ
ひらめき大きくなります

記念写真
写真を撮って出発〜

パノラマコースは初めて歩きますが景色が良い、槍ヶ岳も見えるし迫力ある前穂高岳と昨日雨の中歩いたルートも見えた。

パノラマコース
パノラマコースは結構岩場がある。

槍ヶ岳
槍ヶ岳が見えました、真ん中に伸びている本谷を今度登ります。

コルについて荷物を置いて屏風ノ耳まで登ると360度の展望で素晴らしい。10月初めに福田さんのツアーで登る横尾本谷も見えた。

屏風のコルに着いた
屏風のコルに到着、荷物を置いて屏風ノ耳まで登る。

屏風の耳よりのパノラマ
左:前穂と昨日歩いた所が見えた 右:穂高のパノラマ ひらめき大きくなります

北穂高をバックに
屏風ノ耳より北穂をバックに記念写真

コルに戻り昨日の奧又白池の分岐までいっきに下りて徳沢に戻り、徳沢でお昼を食べ上高地まで戻った。久しぶりの北アルプス、本番は天気には恵まれなかったけどなんとか無事に歩き通せた。福田さん、皆さんありがとうございました〜次は屏風ノ耳から見たあのルートを登るのよね!!頑張らなくっちゃ。


北アルプス | permalink | comments(4) | -

この記事に対するコメント

ハイジさん、レポ見ていただきありがとう〜(^^)
ほんとうに何なんだよ〜!!と言う心境でした(笑)
奧又白池はもう一度チャレンジしてみたいと思っています。

mogu | 2009/10/09 9:37 AM
moguさん遅くなりましたが拝見しました。

ほんと、あのメインの日だけがガスガスで雨だったなんて・・・・
池の写真も一瞬見落としそうでした。(笑)

でもあの天気の中を歩いて来たってこtでは充実感いっぱいで、ワインのおいしさも格別だったことでしょう。
ミセスハイジ | 2009/10/08 5:49 PM
teelさん、ほんとうにその日だけ悪くてなんで?と思いますよね。今年は天気に翻弄されっぱなしです。

またまた、今週末北アルプスに行くのですが、装備はもう冬山装備です。天気があまり良くないので心配、良い方に予報はずれてくれないかなぁ〜

>でも、よく歩くなぁ、スゴイです

なんだか歩いていないと体力落ちそうで(^^;
強迫観念かも・・・・
mogu | 2009/09/29 8:54 AM
拝見しました〜

惜しいですね、前後は天気がよくて
本番はダメ〜。悔しいですよねぇ

光岳や針の木のときは天気良かったのにね

もう10月だから、高いお山は冬がどんどん近づいてるだろうな

でも、よく歩くなぁ、スゴイです

teel | 2009/09/28 7:48 PM
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