山日記

あんな山こんな山登ってきました〜
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白山縦走・・・三ノ峰避難小屋で撤退

登った日:2009年7月25(日)曇り〜26日
メンバーカセージンさん、映子さん、gollyちゃん、mogu
目的: 美濃禅定道から白山へ
おうち 三ノ峰避難小屋
温泉 美人の湯しろとり



25日:移動日

今年の夏山は前から行きたいと思っていた白山、一度登っていてその素晴らしさにもう一度登ってみたいと思っていた。白山は信仰の山で昔から登られている3本の禅定道がある、今回はその中でも一番長い美濃禅定道の登山口、石徹白から別山を経て白山に登り中宮温泉に下山してみようと思い計画を練ってみる。しかし美濃禅定道の登山口がある石徹白は遠い、また白山までは避難小屋しかなくどういう風に行こうかな〜といろいろと頭を悩ませた。結果、石徹白まで移動日に一日、帰りも一日使い結局4泊5日と長くなってしまったが仕方ない。

初めはこんなに長い行程につき合ってくれる人が居なく1人で行こうかなと思っていましたが、1人で避難小屋泊まるのは怖いので行ってくれる人を探したら映子さんとgollyちゃんがつき合ってくれることになった。またネットのお友達でカセージンさんがこのあたりの地理に詳しいので聞いたらなんと地元出身と判りいろいろと聞いている内に、別山まで行ってくれることになり登ったことのある人が一緒だと心強い。石徹白の登山口にいくのに民宿に泊まるつもりでしたがカセージンさんの厚意でご実家に泊まれることになり、また高速の割引があるので東京から車で行ってくれることになった。gollyちゃんはのんびりと長良川鉄道に乗ってくることになり美濃白鳥駅で待ち合わせする。後は天気が心配、また北陸は梅雨明けしていないし天気予報も余りよくない。でも先週行った塩見みたいに晴れるかも知れないので、雨でも三ノ峰避難小屋までは行こうと思い計画を実行する。

25日朝東京を7時出発、東名を通って岐阜に入ったとたん雷雲の中に入りワイパーが効かないくらいの土砂降りの雨まだ天気は不安定、白鳥インターで下り高速代金はここまで1780円安い!!思っていたよりも混んではいなかった、運転してくれたカセージンさんに感謝です。美濃白鳥駅には14時40に着きgollyちゃんを車に乗せてから、 「道の駅白鳥」にある「白山文化博物館」によりこれから歩く美濃禅定道のお勉強。そのあと雨が降る中白山長滝神社に向かいお参りをする。


長良川鉄道美濃白鳥駅

スーパーに寄り明日三ノ峰避難小屋で食べる食材を買ってカセージンさんのお家に向かう。お家について夕飯を食べがてら近く「美人の湯」に入りに行きました。

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

26日コースタイム 曇りのち 雨:26日(日)曇り後雨:石徹白登山口8:00〜(10)〜石徹白大杉8:10〜(1時間50)〜神鳩ノ宮避難小屋10:00/10:20〜(1時間)〜銚子ヶ峰11:20/11:30〜(50分)〜一の峰12:20/12:30〜(1時間30)〜三ノ峰避難小屋14:00着 ※歩行時間5時間20分(小休止含む) 休40分

朝起きて空を見ると曇り、このまま持ってくれるといいなと思いつつ5時50分に出発、見送ってくれたお父さんにお世話になりましたと手を振り出発(まさか明日戻ると思っても居なかった)石徹白集落に行く途中にある「阿弥陀ヶ滝」を見学、綺麗な滝でした。


落差60mの阿弥陀ヶ滝

峠を越えて石徹白に入り白山中居神社の前に来たら何やら人だかり、聞くと今日は清掃登山が行われるそうで参加者がお祓いをして貰っていた。私達もお参りをしに神社に向かう。この白山中居神社は大杉に囲まれた神聖な雰囲気の神社でした。

鳥居の前でお祓いをして貰い御神酒を飲んでいた参加者

石徹白川沿いの林道を走り石徹白登山口に向かう。登山口にはたくさんの車まだまだ来ます、普段ここから登る人はあまりいないと聞いていたけど今日はいったい何人いるのやら・・・主催者に聞いたら120名くらい居たらしい。他県からも参加している人が居てこの日に民宿に泊まると安くなるらしい。私達登りはじめます初めに石徹白大杉まで420段を登る、天然記念物のいとしろ大杉は迫力有ります。清掃登山の人達が記念撮影をしているので私達も撮る。


いざ出発〜420段の階段を登る


いとしろ大杉

大杉からは普通の登山道ですが避難小屋泊まり装備なのでザックが重く、清掃登山の人達に先に行って貰う。中には登山道整備のために丸太や鉄の杭を運んでいる若者達もいた。登山道は歩きやすいが急登が続きなかなかペースが掴めない、ゆっくりと登っていきなんとか神鳩ノ宮(かんばたのみや)避難小屋に到着、ここでカセージンさんが水を汲みに行ってくれ冷たい美味しい水を飲みひと休み。清掃登山の人達もたくさん休んでいて、私達の装備を見て何処まで行くのか聞いてくる。こちら側からは銚子ヶ峰まで登る人が大半で清掃登山の人達も銚子ヶ峰までで白山まで行く人は少ないのかも、そんな中、宗教的な道を研究しているという一組の男女が居て私達と同じで三ノ峰に泊まり白山まで行くというが見た感じが随分と軽装備だなぁ〜と思った。


おたけり坂の急登を登る


神鳩ノ宮(かんばたのみや)避難小屋に到着〜

雨が降ってきたので避難小屋で雨具を着込み出発、登っていくと母御石の所で雨脚が強くなる。銚子ヶ峰まで行った登山者の人達が下りてくるので登山道はぐしゃぐしゃで銚子ヶ峰に着いても何も見えない、晴れていたら三ノ峰や別山・白山も見えるのになぁ。


銚子ヶ峰

銚子ヶ峰からは先は私達と避難小屋で会った2人が進む、そのカップルの雨具がポンチョ形式で風にはためいている。それでも元気に歩いていったので私達も続いて出発する、ここから稜線上にはニッコウキスゲやササユリが咲いていて天気が良かったら気持ちの良い稜線だろうなと思う。雨は止むけはいが無くただひたすら急登を登りやっと一の峰に着いた。


こんななか登っていく・・・・はぁ


雨の中、ニッコウキスゲがたくさん咲い慰めてくれる


ササユリのピンクも可愛い

登山道ははっきりしていますが刈払いしたばかりのようで笹が滑るので要注意、二の峰を過ぎ鞍部にある水場に到着。先行していた2人の内1人が水を汲みに行っているようで私達も汲みに行き、私が2リットル・映子さん2リットル、カセージンさんが3リットル汲んで戻る。ここの水場枯れることもあるそうで、そうしたらもう少し下に行かないとダメとカセージンさんが言っていたが今回はジャンジャン流れていた。このときになると雨もひどくなり雷も鳴ってきたのでグズグスしていられない。

水場からは三ノ峰の避難小屋までの登山道が沢状態になり、カセージンさんが居なかったら何処を登ったらいいか変わらなかったかも、後で聞いたらここには雪渓が残っているときもあり、ガスって居るときなどは道を見失いやすいとのことだった。登っている途中でもカミナリが鳴り生きた心地がしなかった、なんとか避難小屋に着いたときにはほっとしました。


ここを登ると・・・


三ノ峰避難小屋に到着〜こういう天気の時は本当に有りがたい。


小屋の側には私の好きなコバイケイソウが咲いていた〜

大学院生2人も着いていて洋服がびっしょりとシェラフも少し濡れてしまったようだった。話しを聞くと専門はヒマラヤの宗教関係らしく、雨具もネパールで買ってきたと言っていた。私達も乾いた洋服に着替え夕飯の支度をする、メニューはアルファー米とワンタンスープと海草サラダ。海草サラダは前回の塩見で作ったのと同じように作る、雨はますます強く降ってきている。

若者2人は火器も持っていなくて宿で作って貰ったおにぎりを食べていたので、こちらに呼んでみんなで暖かい飲み物を飲みいろいろと話しを聞くと日本の山に登るのははじめてとのことで驚いた。明日は室堂に行き一泊したらまた石徹白に戻ると言っていたけど無理じゃないかなと内心思う。外はますます雨風が強くなっているが小屋の中は快適、ラジオで明日の天気予報を聞くと前線が居座り予報は雨・・・・でもせめて朝出るときに雨が降っていなければいいなと一縷の望みを掛け眠る。

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

27日コースタイム 雨:三ノ峰避難小屋6:45〜(1時間50)〜銚子ヶ峰8:35〜(35)〜神鳩ノ宮避難小屋9:10/9:50〜(1時間25)〜石徹白登山口11:15着 ※歩行時間3時間50 休40

夜中に起きて外をみたら、遠くに町の灯りが見えたのでこのままで居て欲しいと思ってまた寝たのですが・・・・もの凄い雨音で目が覚めそれからは断続的に雨が降っている。寝ながらこれじゃ先に進むのは無理だな〜と内心あきらめ、このままカセージンさんと石徹白に戻ろうと思っていた(私、一応リーダー)

みんなも起き出してきたのでカセージンさんにこの先の状況を聞くと、別山から先にも痩せ尾根があるしこんなに雨が降っていると登山道も危険との事、それにこの縦走路は天気がいいと本当に素晴らしいところなので出来れば晴れているときに歩きたい。残念だけど今回は諦めることにみんな賛成してくれた。そして2人はどうするのか聞くと、この小屋に停滞しようかなと言うので、火器も持っていないし明日以降も不安定な天気なので私達と一緒戻りましょうと言うと、素直にそうしますと言ってくれたのでほっとした。


来年はこんな景色の中歩きたい・・・三ノ峰から見た避難小屋

みんなで朝ごはんを食べてから雨の中を、カセージンさんを先頭にその後に2人を入れ、映子さん、gollyちゃん、私の順番で雨の中を出発。


みんなで戻ります。

下りは早い、銚子ヶ峰まで戻るとやっと安全地帯に着いたと思いほっとした。


銚子ヶ峰、昨日の景色と変わらないわねぇ・・・・


母御石

ここから神鳩ノ宮避難小屋まで下りたら土砂降りの雨が降ってきた。大休憩をとりここから急な下りになるので慎重に歩きやっとの事で石徹白の登山口に着いた。今回は残念でしたがまた来年再チャレンジを誓う。


いとしろ大杉


登山口に無事に到着〜

カセージンさんの車に2人も乗り石徹白に戻るとき、中居神社の所を通ると何やら人がたくさんいて平日なのに何だろうと思っていたら結婚式が執り行われていた。


花婿・花嫁さんが到着したら雨がピタッとやんだそうですよ!!

私達も車から下り行ってみると花嫁花婿さんが居たのでおめでとうとお祝いする。昨日はしまっていて社務所も開いていて中を見ることが出来た、この白山中居神社は本当に神聖で素晴らしい神社でした。


金運招福の玉〜社務所の人が触って行きなさいと言ってくれた。


歴史を感じる拝殿です。

2人を民宿に送って、また登るときには最低限ちゃんとした雨具と火器は必要だからねとアドバイスして別れ、私達は再びカセージンさんのお家に戻ったのでした。


帰ってから・・・飛騨牛をやけ食いさせて貰う。

今回はカセージンさんには往復の運転と山の案内、それからお家に泊まらせて貰ったりと本当にお世話になりありがとうございました。また来年再チャレンジしますのでその時、時間がありましたらよろしくお願いいたします。
北陸 | permalink | comments(4) | -

この記事に対するコメント

はい、今回は美味しい飛騨牛を堪能してきました!!

※いっきさん、無理に突っ込んでいって、にっちもさっちもいかなくなるのが一番怖いからね。

※セブンさん、雨具〜(T_T)
もう耐水性はないみたい、買い換えなくちゃダメかなぁと、びしょ濡れになりながら思ってました。この道いいでしょ〜歴史のある道ってなんか惹かれます。

※木曽駒ちゃんの所からでも石徹白は遠いのかな?やっぱり縦走するとなると車で行けないから日程的には4泊は必要かもねぇ
mogu | 2009/08/10 8:09 AM
moguちゃん。残念だったね。
私もこの路は歩きたいと思っていた路だったので、moguちゃんのレポ楽しみにしていました。

やはり4泊5日じゃなくと無理かなぁ?
石徹白は遠いね。

また来年頑張ってね。
木曽駒 | 2009/08/09 11:36 PM
雨具の耐水実験、お疲れ様でした。
晴れた日の写真を見ると、やっぱり好天でなきゃねって感じですね。
moguさんがお出かけ後、白山の禅定道をネットで調べ、歴史のお勉強をしました。
こういう信仰の道を辿ってみたいものです。

勿論、飛騨牛の焼け食いはもっとしてみたいけど・・。
セブン | 2009/08/09 11:48 AM
山は残念だったけど 飛騨牛が美味しそう
いっき | 2009/08/08 8:11 PM
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