山日記

あんな山こんな山登ってきました〜
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甲斐駒ヶ岳(2967m)

登った日2011年7月25(月) 〜26(火)
メンバー mogu
目的 黒戸尾根から甲斐駒に登る
行程:小淵沢〜尾白渓谷P〜竹宇駒ヶ岳神社〜七丈小屋(泊)〜甲斐駒ヶ岳〜双子山〜北沢峠〜広河原〜甲府
家 七丈小屋(夕食付き¥7000)
温泉 芦安温泉 白峰会館



7/25 曇り
コースタイム:尾白渓谷P 9:40〜(5)〜竹宇駒ヶ岳神社9:45〜(2時間05)〜横手分岐11:50〜(2時間)〜刃利天狗13:50/14:00〜(40)〜五合目14:40〜(50)〜七丈小屋15:30
※歩行時間:5時間40分(小休止含む) 休憩:10分

白根三山を縦走して一週間後、今度は1人で黒戸尾根から甲斐駒を登ります。なぜかというと月末は仕事なのでこの週山に行かないと三週間空いてしまう、8月の初めには剱に行く予定で3週間空くと体力的にきつくなるので何処か登りに行かなくちゃ〜といろいろと考えていたとき、白根三山の帰り黒戸尾根を何回か登っているChiyomiちゃんに進められて甲斐駒に登る事に決め計画を練った。

まずは七丈小屋の情報、ここ2年間ヘリが飛ばなくて小屋での食事提供が無かったと聞いていたので取りあえず北杜市の観光課に電話して聞いたら、今年はヘリが飛んだので食事できますとのことで良かった!!と喜んだのはいいのですが、七丈小屋は電話が通じずに予約は出来ない食事する人は16時までに小屋に到着してくださいと言われた。黒戸尾根の登山口は2箇所有り、横手駒ヶ岳神社と竹宇駒ヶ岳神社で黒戸尾根を何回か登って居るChiyomiちゃんのレポで竹宇からの方が歩きやすいと書いてあったので迷わず竹宇駒ヶ岳神社から登ることに決めた。

さて、竹宇神社に行く行き方ですが週末には韮崎からバスが出ているようですがこのバスに乗ると10時近くから登るようになるのでなるべく速く歩きはじめたいのでタクシーで行くことにして調べたら、韮崎からだと¥7000近く掛かり時間も40分位掛かる、試しに小淵沢のタクシーに聞いてみたら時間は20分位で料金も¥4000だと言われこれも迷わず小淵沢から行く事に決めた。あずさだと小淵沢着が8時56分なので尾白渓谷の駐車場には9時20分に着き9時30分には歩き出せそう。この時間でもコースタイムを計算すると16時10着なのですが頑張れば16時には着くだろうと思いましたが念のために自炊道具と食料も持って行くことにしました。黒戸尾根は何しろ急と聞いていたのでザックも日帰り用のにして荷物も極力減らそうと努力しました。でも単独なのでツエルトとファーストエイドキットは外せない、コッヘルガスは小さいのにして軽量化、朝計ったら水を1.5入れて9キロでした。10キロ切ると軽く感じます。

いろいろと前置きが長くなりましたが始発電車に乗り新宿に向かいます。新宿駅に着いたらなんと八王子と西八王子間で人身事故があり中央線が遅れているとアナウンスしています・・・取りあえずあずさは定刻通りに発車。なんとか止まらずに行きましたが高尾駅の前で20分停車してしまった。この時点で16時までに七丈小屋は無理かなとあきらめムード、高尾駅を過ぎたら順調に走って小淵沢には20分遅れで付きました。平日なのでタクシーにもすぐ乗れて尾白川渓谷の駐車場についたのが9時35分、駐車場には結構車が止まっていました。いろいろと有ったけどなんとか登山口から歩き出します。

駐車場を後に遊歩道を歩いて行くと竹宇駒ヶ岳神社に到着、お参りをして尾白側渓谷の吊り橋を渡る。この尾白川を上っていくと黄連谷があるのですね〜月末にさわねの企画が出ていたけど私のレベルでは無理だし仕事があるの申し込まなかった。あともう一つ黒戸尾根を挟んで大武川の遡行も出ていました。黒戸尾根を登ろうという気になったのも、さわねのこの2つの企画が有ったことも一因かも。

駐車場
尾白渓谷駐車場、平日なのに結構車が止まっている

竹宇駒ヶ岳神社
竹宇駒ヶ岳神社,お参りをして出発

尾白渓谷
吊り橋から尾白川渓谷を見る

吊り橋を渡りいよいよ登りはじめます、いきなりの急登ですが登山道は踏み固められていて段差も無く歩きやすい。平日なので私の他には登って居る人はいない感じ、急登は尾白渓谷の遊歩道との分岐で終わりしばらくはトラバースの道になり終わると急登、登山道は全部が急登では無くトラバース道は平坦になっていたりする。それに岩ゴロでもなく木の根っこだらけでも無く、刃渡りまでの登山道は良く踏まれていて歩きやすい。上の方に来ると昔登山道だった掘れた道が出てきますその横には新しい登山道が出来ていました。信仰の山は飯豊もそうでしたがたくさんの人が歩くので登山道も掘れてしまうのですね。何人か下山者の人とすれ違い登山道に岩が出てきたら有名な刃渡りの岩場、クサリも付いて居るし特に難しい事もなく通過。

登山道
信仰の山ならでは、登山道にはこういった石碑が随所に見られた

登山道
途中に有った石仏、新しいしめ縄が掛かっています

刃渡り
有名な刃渡りに到着〜ひらけていて見晴らしがいい

韮崎方面
刃渡りから左、韮崎方面かな?

渓谷
右、尾白川渓谷方面〜谷が深いですね

また樹林帯になりハシゴが出てきて登ると祠が建っている刀利天狗に着いた。ここまで途中2回ほど小休止しただけで休まずに登ってきたのでベンチに座って休憩する。時間は13時50分、ここから七丈小屋までは2時間10分なのでなんとか16時までには着きそうだ。

ハシゴ
ハシゴが出てきました

刀利天狗
刀利天狗に到着、なかなか雰囲気のある祠ですね

刀利天狗からは黒戸山の北側を巻くような感じの登山道から下りになり下ったところが5合目の小屋跡、さらに下って行くと正面に大岩が有り祠が建っている屏風岩に付きました。

五合目
登山道に咲いていたギンリョウソウと五合目小屋跡

屏風岩
正面に屏風岩、ここにも新しいしめ縄が掛かっていました。

さぁ〜ここからハシゴ祭りの始まり、始めに長いハシゴを登り切る。ハシゴは階段と違うのでそんなに疲れない、次にクサリ場を登り水平のハシゴの所に来ると右の渓谷に滝が見えた、黄連谷の滝かな?水平のハシゴを通過してさらに何個かのハシゴを登り垂直のハシゴ、ここは慎重に登りってさらにハシゴを登って少し平坦になったかなと思ったら七丈小屋に着いた。ちなみにハシゴの数えた物好きがいまして、なんと15のハシゴがあったそうです。時間は15時30分早速夕食付きの受付をしました。

ハシゴ1
屏風岩の長いハシゴ

水平のハシゴ
水平のハシゴも下が見えて緊張する。右の谷には大きな滝が見える

垂直のハシゴ
垂直のハシゴ、これを登れば小屋はすぐ

小屋にはカップル1組、親子1組と単独の男性1人関西から来た後期高齢者の男性2人と私で計8人、夕食まで小屋の外で関西のおじさんと単独さんと女性1人とでビールを飲みながらお話し、みなさん尾白川渓谷まで車で来て登りはじめたようで関西のおじさん達は早川尾根から鳳凰三山縦走して青木鉱泉に下りると言っていた、他の人達は山頂往復するようです。夕食はおかずがたくさん有って美味しかった、ご飯の後にテレビで天気予報をみたら明日は午後から天気が崩れる予報だった。小屋番さんが几帳面に布団を引いてくれ7時過ぎにはみんな寝る体勢になっていつしか寝ていた。

夕食
おかずがたくさん有る夕食、お刺身がまだ溶けきっていなくてしゃりしゃりしていた。

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7/26 曇り
コースタイム:七丈小屋4:45〜(50)〜八合目ご来光場5:35〜(1時間15)〜甲斐駒ヶ岳山頂6:50/7:00〜(1時間05)〜駒津峰8:05/8:15〜(30)〜双子山8:45〜(55)〜北沢峠9:40 ※歩行時間:4時間35分 休憩:20分

3時頃隣に寝ていたカップルが起き出して外に出ていった、わたしは4時に起床小屋番さんが夜用意してくれたお湯で紅茶を飲み朝ごはん代わりのパンをかじり支度する、朝食は5時30分で食べるのはおじさん3人だけのようだ。5時前に出発第2小屋の横から登ると上はテント場になっていて1張り張ってあった。登りはじめに後ろを振り返るとちょうど日の出、山は奥秩父かな?天気が悪くて日の出あきらめて居たので嬉しい、しばし見取れていました。ダケカンバの林からハイマツ帯になり急登を登って行くと八合目のご来光場に到着、もし次があるとしたら日の出はここから拝みたいと思います。

登山道
第2小屋の脇から登りはじめます

日の出
登って行って後ろを振り返るとちょうどお日様が出てきました。

ご来光場
8合目ご来光場

ご来光場から見上げる甲斐駒、ここからは岩稜帯の始まり痩せ尾根を通りクサリ場と岩場を登って行くと岩の上に剣が刺さっている場所を通過。ここが一番岩登りを強いられるところでした。そこを過ぎると駒ヶ岳奧社に着きました。

岩場
こんな岩場が出てきます


ちょっと難しい岩場

北岳
北岳に傘雲がかかっている

岩の上に剣が
岩の上に二本の剣、どうやって立てたのでしょう


鳳凰三山と剣、やっぱり修験者の山ですね。

駒ヶ岳奧社
駒ヶ岳神社奥宮の祠

お参りをしてから山頂向かい山頂に着いたら親子連れが朝ごはんを食べていた、天気は高曇りなので先週歩いた白根三山から鳳凰三山八ヶ岳と見えます。下山しようとしたときに小屋にいた親子さんが登って来ました挨拶をして下山開始。花崗岩のザレ場を摩利支天方面に下りて行く。ここからは10年前歩いた道ほとんど忘れていましたがこのザレ場登りが大変だったことを思い出します。ルートも整備されていて迷わずに摩利支天の分岐に到着、摩利支天に登って見ようかなと思ったけど北沢峠発のバス時間が9時45分なので今回はあきらめてそのまま下ことにした。

山頂
山頂にも祠がこちらに、新しいわらじとしめ縄が奉納されていた。

仙丈ヶ岳
鳳凰三山の向こうに富士山が見えますが写真で判るかな?

分岐
山頂から下りた分岐

六方石に向かう途中団体さんに遭遇、岩場を下りるのに苦労していてやり過ごすのに時間が掛かってしまった。見ていて昔の私も同じだったなと思った、駒津峰までの稜線は続々と登山者が来るのですれ違いに気を付けてやっとの事で駒津峰に到着10年振りでなんだか懐かしいな。

六方石
六方石から駒津峰までり稜線

駒津峰
駒津峰に到着、お約束の甲斐駒の写真

少し休憩して双子山方面に下りる、鞍部に着き双子山の登りが下ってきた身には堪える。双子山からの下りはジグザグの登山道が延々と続いて思っていたよりも時間が掛かり、北沢峠のバスの時間が迫って来て後半は高速下山状態でやっとの事でバスの時間5分前に着いた。これを逃すと1時までバスが無いので必死でした。

双子山
双子山の向こうに仙丈ヶ岳、お盆にこの仙丈ヶ岳に面白いルートから登る予定

北沢峠
出発の5分前に到着〜

広河原に着いたら乗り合いタクシーになぜが乗る事になり市営の駐車場に着いた。白峰会館で温泉に入りさっぱりさとしてバスの時刻を聞きに行ったら、甲府行きのバス停は少し歩かないとダメとのこと、あとは奈良田まで下り普通の路線バスに乗るしか無いといわれ途方に暮れていると白峰会館の方がバス停まで送ってくれることになり、時間まで白峰会館で生ビールとお蕎麦を食べて待つことにした。普通の路線バスのバス停まで車だと5分も掛からないけど歩くと結構有りそうで送ってもらって本当に助かりました。路線バスで甲府駅まで戻りかいじに乗り無事帰宅。

甲斐駒は私が山登りを始めた頃、そう10年前に仙水小屋から登って以来です。あの時は山歩きになれていなくて本当に大変でしたが山頂で黒戸尾根から来るネット仲間と待ち合わせたりして楽しい想い出でした。そんな私が1人で黒戸尾根から甲斐駒に登ったなんてね、なんだか感慨深い甲斐駒登山でした。
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白峰三山縦走+広河内岳

登った日2011年7月16(土) 〜19(火)
メンバーChiyomiちゃん、 mogu
目的 白峰三山縦走
行程 甲府駅〜広河原〜野呂川出合い〜両俣小屋(拍)〜野呂川左又〜尾根取り付き〜中白根沢ノ頭〜稜線合流〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳小屋(拍)〜農鳥岳〜大門沢下降点〜上河内岳往復〜大門沢取り付き〜大門沢小屋〜広河内橋地第1発電所〜奈良田白根館(拍)〜身延駅
家 両俣小屋(3食付き@8000) 農鳥岳小屋(寝具付き素泊まり@5500)
温泉 奈良田温泉・白根館



7/16 晴れ
コースタイム:甲府駅10:00〜(バス)〜広河原11:56/12:15〜(バス)〜野呂川出合い12:25/12:40〜(2時間20)〜両俣小屋14:55
※歩行時間2時間20分(小休止有り)

私が山登りを始めて最初に縦走したのが鳳凰三山でした、その時に初めて見た北岳の勇姿と白根三山はいまでも目に焼き付いています。いつかあの稜線を歩いて見たいと思っていましたがなかなかその機会が無かった。やっと一昨年Chiyomiちゃんと両俣小屋から北岳に登り白根三山を縦走しようと計画していましたが雨で中止になり延期、去年も他の計画があり実現できなかった。

白根三山を縦走するなら絶対に天気の時じゃないとつまらないし、両俣小屋からのコースは沢沿いを歩くので増水したら歩けないので、天気予報を見ながら日程は7月の連休とその後の週末の天気の良いに行くことにした。今年は梅雨入りが早かったので梅雨明けも早く、連休前には明けたので海の日の連休に行くことが決まった。Chiyomiちゃんから両俣小屋はご飯美味しそうなので3食頼み農鳥小屋は自炊、そして広河内岳も往復するよと連絡を貰った。そして下山後は贅沢に奈良田温泉にお泊まり〜楽しみだわ。

天気が良い三連休あずさも満員で八王子でやっと座れた。9時7分に甲府駅に着くと広河原行きのバス停は長蛇の列、私が着いたときには3台のバスが広河原に向けて出発していきました。私達は10時のバスに乗る予定なのでザックをバス停に置いて順番を取っておく、10時のバスも満員で3台出ました。いったい何人の人達が北岳方面に入っているのやら・・・・広河原について休む間もなく北沢峠行きのバスに乗り野呂川出合いで下車、私達の他に男性3人組(後で2人増えていた)と男女2人組が下りた。

広河原
広河原の北沢峠行きのバス停は補助席まで満員

ノロ出合い
野呂川出合いで下車、かんかん照りの林道を歩き出す

お昼を食べてから林道を歩き出しますがかんかん照りの林道歩きはしんどい、途中小仙丈沢で3人組の男性他が休んでいたのを追い越して歩いて行く。林道は山肌を縫うように付いていて結構アップダウンがあります、途中崩落した箇所が有り倒木にふさがれていてこの林道が綺麗になるのには相当時間が掛かりそうだねとChiyomiちゃんと話す。こういう林道は直した側からまた崩れたりするので結局イタチごっこで永遠に工事が続いていくでしょうね。

小仙丈沢
右:小仙丈沢出合い、何時か遡行してみたい 左:大仙丈沢出合い

林道
途中こんな看板がありました、ここには両俣小屋の車があった。


崩落箇所には大木か横たわっていた、野呂川の河原に下りたら両俣小屋は近い。

林道から河原に下りたらここも崩壊していて崩落現場を迂回して歩いて行くとやっと両俣小屋に到着しました。野呂川沿いにある両俣小屋は釣り師さん達もたくさんいて、聞くと今日は年三回混む1日だと言われました。私達は2階に通され混んでいるとは言え布団一枚で寝られた、登山者は2階に釣り師さん達は1階なのかな、私達の他には同じバスに載っていた男性3人組が5人組に増えていて後は新潟から来たご夫婦と、小屋にお手伝いに来た人と常連さん達でこの常連さん達は小屋に避暑に来たと言っていた。

両俣小屋
両俣小屋に到着

早く着いたのでChiyomiちゃんと明日歩く本流の徒渉点を確認しに行く、見たら本流を渡るのは靴のままでは無理だと判断、明日の朝は小屋からビーサンで行くことにした。小屋の人は7回くらい徒渉しますよと教えてくれました。夕食まで思い思いに過ごし美味しい夕食をいただいて明日に備えます。


登山道と徒渉点を確認、対岸に赤ペンキ有り


快適そうなテント場と両俣小屋の夕食

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7/17 晴れ
コースタイム:両俣小屋4:55〜(1時間35)〜尾根取り付き6:30〜(2時間15)〜中白根沢ノ頭8:45〜(1時間10)〜稜線登山道9:55〜(35)〜北岳山頂10:30/10:50〜(55)〜北岳山荘11:45/12:00〜(40)〜中白根山12:40/12:50〜(1時間15)〜間ノ岳14:05〜(1時間)〜農鳥岳小屋15:05着 ※歩行時間:9時間25分(小休止有り) 休憩:45分

朝食は4時半、計画では4時間に出発予定でしたが朝ごはんを食べてから出ることにした。ご飯を食べてお弁当を貰って出発、徒渉点までビーサンで行き本流を渡ったが朝一番の徒渉は冷たいよ〜渡り終わり靴を履いていたら、昨日の5人組と単独の人達も渡ってきた。結局私達が一番後に歩きはじめる事になるが何人ぐらい北岳に向かったのかな?本流を渡ったらすぐに二俣、左俣沿いに登山道が付いています。

出発
小屋からビーサンを履いて出発

本流徒渉
本流の徒渉、対岸から撮影

ペンキマークが付いてはいますがよく見ないと判らない所もあり、水量は多くないけど登山靴で岩を渡るのは滑りそうで恐い。これから9時間近く歩くので登山靴を濡らすわけには行かないから、無理そうなところは靴を脱いで渡った。結局靴を脱いだのは本流を含めて4回ほどだった、先に歩いていた5人組に農鳥岳小屋で会ったときに聞いたら3人ドボンしたらしい、こんなとき沢靴だったらな〜と思いました。靴を脱いだ分時間が掛かり予定時間より30分遅れで白峰沢ノ頭取付き点に到着。

徒渉点
左に行ったり右に渡ったりと徒渉の繰り返し(写真@Chiyomiちゃん)

取り付き点
前方に細い流れの滝が見えたら左に中白根沢ノ頭の取り付き点、道標は倒れていました

左俣の大滝
5分ぐらい登ると右に左俣の大滝が見えます。

この取り付き点を見ただけで先が思いやられるほどいきなりの急登、おまけに登山道が崩壊していてガレガレの所を登って行く。右には左俣の大滝が見えさらに30分ほど登って行くとやっと少し平坦なところに出たので休憩をしていたら、上からもう男性2人の下山者がやって来た。なかなかイケメンな2人でお互いに登山道の情報を交換、この下は崩壊しているから気を付けてねと教える。2人が下山しようとした時いきなり一抱えもある岩が落ちていった・・・・バキバキと木をなぎ倒す音がして本当に驚いた!!登って居るときにあんな落石があったら逃げようが無い、思わずChiyomiちゃんと私達の後から来る人はいなかったよねと確認、このコースは下山者が来る前に登らないと恐いです。

登山道
登りはじめ30分位、急登で崩壊している登山道 (写真@Chiyomiちゃん)

崩壊していたのは取り付きの100m位で、後は急登だけどちゃんと登山道があり途中の尾根からは左に仙丈ヶ岳が見えてきた。右に中白根の頭が見え間ノ岳までの稜線が見えてハイマツ帯の直登を登って行くとやっと視界が開けてきた。白峰沢ノ頭は巻いて右の稜線伝いに登って行く、正面には屏風のような稜線上に人が歩いているのが見える。

仙丈
途中ひらけたところから見えた仙丈岳

中白根沢ノ頭
ハイマツ帯になると中白根沢ノ頭まで直登の登り(写真@Chiyomiちゃん)

稜線
中白根沢ノ頭からは左が崖の稜線に出ます

甲斐駒
左には甲斐駒ヶ岳

あれが北岳かなと思うも、北岳のイメージは尖っているイメージだったので?マークでしたが見る角度が違うと山の形も違う。やっとの事で肩の小屋からの稜線に合流、たくさんの登山者が歩いています。山頂に着くとさすがに日本第二位の高峰、老若男女外国の人もいてにぎやかです、天気も良く360度の展望を見ながらお昼を食べた。

合流
肩の小屋からの登山道に合流

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲと仙丈ヶ岳


山頂に到着〜たくさんの人

富士山 パノラマ
北岳山頂からのパノラマ〜(大きくなります)

心ゆくまで展望を満喫して北岳を後にいよいよ白根三山の縦走ここからは岩稜帯の稜線歩き、まずは北岳山荘まで下ります。途中何気なく前の人に付いていったら急なザレ場を下りそうになり、Chiyomiちゃんが気づいてくれ私達は戻ったけど、先に下りて行った人はそのまま下って行ってしまい間違いに気がついた時は結構下まで行ってしまったみたいだ。これだけの人が歩いているのだから登山道は踏み固められているはずなので、踏み跡が薄くなったら気を付けないとダメですね。稜線上にはお花畑が広がっていて気持ちの良い稜線を歩いて北岳山荘に到着しました。たくさんのテントと登山者でごった返しています。昨日はさぞかし混んだことでしょう、登山者が手に生ビールのジョッキを持っているのを横目に100円でお水を補給して間ノ岳目指して出発。

お花畑
稜線上のお花畑

北岳山荘
眼下に北岳山荘が見えて来ました。

北岳山荘
山荘に到着〜登山者でごった返していました。

白峰沢ノ頭を登っているときに見えた中白根山に到着、ゴミ拾いの学生さん達がいました。間ノ岳までの往復する人が結構いて中には手ぶらの人も、でも間ノ岳の往復は3時間近く掛かるのに雨が降ってきたらどうするのだろう・・・と要らぬ心配したりしていたらだんだんとガスって来ました。

中白根山
中白根山とこれから歩く稜線

間ノ岳
間ノ岳、甲府側からガスが上がってきました

間ノ岳を登って山頂に着くとガスで何も見えないのでそのまま休まず農鳥小屋を目指して下って行きます。眼下に赤い屋根の農鳥岳小屋が見えますが1回歩いているChiyomiちゃん曰く、見えていてもこれがなかなかたどり着かないのよと言うとおり、ザレザレの激下りは本当に長く感じやっとの事で小屋に到着しました。

間ノ岳山頂
間ノ岳山頂、ここで東海フォレストの道標を見る

下に農鳥小屋
眼下に農鳥小屋の赤い屋根が見えます

到着
三国平の分岐を過ぎるとやっと農鳥小屋に着きました。

受付を済ませて案内された部屋には団体16名と単独の女性が1人いて私とChiyomiちゃんはその女性と2つの布団に3人で寝ることになった。自炊の私達は、到着早々水は水場に汲みに行ってくださいと言われ荷物を置いて水場まで往復40分、小屋の人は往復30分と言っていたけど10時間歩いて来た私達にはきつかった。

水場
水場まで遠かったな〜と、ブロッケン現象

部屋の中で自炊しても良いと言われましたが天気も良いし寒くなかったので外で食べました。この農鳥岳小屋はとかく噂がある小屋らしいですね。トイレは今時こんなの有り?という感じでびっくりしましたが後はいたって普通、しいて言えば農鳥小屋のおじさんは話し好きで一言多いのかも。


通された部屋と今宵の夕食(レトルトカレー)を食べながら景色を楽しむ

間ノ岳
農鳥小屋から見る間ノ岳、大きい山ですね

農鳥岳
農鳥小屋から見る西農鳥岳と農鳥岳

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7/18 曇り
コースタイム:農鳥岳小屋4:55〜(1時間35)〜農鳥岳6:30/6:45〜(35)〜大門沢下降点7:20/7:30〜(25)〜上河内岳7:55/8:05〜(20)〜大門沢下降点8:25/8:40〜(2時間10)〜大門沢小屋10:50/11:30〜(2時間45)〜広河内橋地第1発電所14:15〜(バス)〜奈良田温泉白根館14:25
※歩行時間:7時間50分(小休止有り) 休憩:1時間30分

4時前に小屋のおじさんにたたき起こされそれぞれに支度をします。外は風が強いので小屋の中で朝食の準備をして食べた。日の出はあいにく雲が多くて見られなかったけど今日も何とか天気が持ってくれそうです。さて今日も頑張って歩かなくちゃ〜まずは西農鳥岳までの登りをゆっくりと登りはじめる。

朝焼け
朝焼けが綺麗でした

出発
西農鳥岳目指して登りはじめます

朝イチのこの登りはしんどいわ〜登り切ると稜線歩き今日は風か強い、富士山にも傘雲がかかっていて台風が気になりますが空は高曇りですぐに崩れそうな感じでは無い。農鳥岳に到着〜ここでなでしこジャパンがPKで優勝した事を聞きました。あまりサッカーには興味ないけどやっぱり日本人として優勝は嬉しいものです。農鳥岳からは一昨年歩いた塩見・蝙蝠岳の稜線と去年歩いた笊ヶ岳が見えました、次はまだ歩いていない荒川三山も歩かなくちゃね。

西農鳥岳
登り切ったところにあった道標、ここが西農鳥岳?

稜線
これから歩く稜線、遠くに人がいるところが農鳥岳かな

農鳥岳
山頂に到着、後ろに見えるのが間ノ岳と北岳

農鳥岳からの下りは今までとは違いとても歩きやすい下りで、あっと言う間に大門沢下降地点に付きました。今回白根三山が2回目のChiyomiちゃん、3度目は無いから広河内岳に行きたいと言うので、下降点に荷物を置いて広河内岳に向かいます。広河内岳からはあの伝付き峠まで続く白峰南嶺の稜線が続いているのですよね。

下り
下り〜ここにはチングルマが咲いていた

大門沢下降点
鐘のある大門沢下降点、正面に見えるのがこれからいく広河内岳

広河内岳山頂
広河内山頂〜後ろには塩見岳

パノラマ1 羽のラマ2
左:富士山から塩見岳方面 右:農鳥岳方面 (大きくなります)

下降点に戻っていよいよ6時間弱の大門沢の下りです、ダケカンバの登山道を下ると針葉樹の森になり、石や木の根っこが多い中を急下降していくとだんだんと沢の音が聞こえてきて沢沿いの道になる。なんどか枝沢を渡りましたが丸太の橋は滑りそうで恐い〜一箇所揺れる丸太ハシゴは本当に恐かった。大門沢小屋到着したら雨が降ってきた、ここでしばし休憩してお昼を食べる。今日泊まる予定の奈良田温泉白根館に迎えに来て貰うように衛星電話を使って連絡したら3時とのこと、早く下りられそうなのでゆっくりと雨宿り雨が小降りになったので小屋を出発する。

下降点
下降点に戻り下山開始

揺れる橋
枝沢に掛かる揺れる丸太橋、恐かったわ

大門沢小屋
大門小屋に到着〜やれやれ

小屋からはしばらく沢沿いを下りて行くとまたまた丸太の橋が出てきますが、大門沢小屋から下は比較的歩きやすい道で途中沢から離れたブナの森はとても綺麗だった。しばらく沢沿いをトラバースぎみに歩いて行くと第1吊り橋が出てきました。またさらに下って第2吊り橋、ここはお一人様と書いてあったので1人ずつ渡り次に出てきた吊り橋は堰堤工事している河原に掛かり今までとは違う立派な吊り橋でこの吊り橋を渡ると工事用の林道に出た、下山口には簡易トイレがありここでトイレタイム。

橋
小屋からすぐ下にこんな橋が架かっていた

対岸に渡る
上の橋を過ぎると対岸に渡る丸太橋、結構恐いよ(写真@Chiyomiちゃん)

ブナの森
沢から少し離れたらこんな綺麗な森が広がっていた(写真@Chiyomiちゃん)

吊り橋
第1吊り橋と第2吊り橋です、揺れました

吊り橋2
第3吊り橋は大きくて横揺れ無し、下は堰堤工事をしていた

後は林道を延々と歩いて奈良田第1発電所の所に出たら、トンネルの所にいたおじさんがバスに乗るか?と言われ私達は始め何のことか判らず?程なく広河原から身延行きのバスが来てこれに乗るかと言っていたのでした。おじさんはトンネルのゲートを開け閉めする人だったのね、白根館のお迎えは3時なのでもちろん乗らせて貰います。運転手さんに白根館に泊まるというと宿の前で下ろしてくれました〜なんでも言ってみるものです。

南アルプス街道
このおじさんがトンネルの柵を開け閉めしているようです。

部屋に入り荷物を置いてなにはともあれ温泉だ!!で温泉に直行、七不思議の湯とうたってある温泉は柔らかでつるつるで少し硫黄の匂いのする良いお湯でした。夕食も凝った料理では無いけど全部手作りで美味しくいただき、夕食に日本酒を飲んだ私はバタンキューでした。Chiyomiちゃんはテレビでなでしこジャパンを見ていてみたいです。

奈良田温泉
白根館前で下ろして貰う

夕食
夕食、美味しかったです

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7/19 奈良田温泉〜身延駅〜甲府〜自宅

朝方雨の音でして、奈良田湖ダムの放流のサイレンが鳴っていて目が覚めた。今日は9時10分発の広河原行きに乗って甲府に向かう予定なので、ゆっくりと朝食を食べてから精算しようと帳場にいくと、雨で広河原行きのバスは運行中止では?と言われびっくりChiyomiちゃんがバス会社に電話したら8時半で運休とのこと、宿のご主人がもしかしたら身延に行くバスも運休になるかも知れないと言われまたびっくり。この辺は80个留が降るとすぐ通行止めになってしまうらしい。運良く9時25分発の身延行きのバスが出ることになってなんとか身延まで出ることが出来ましたがもう少し大雨だったら2日間足止めされていたかも知れません。身延駅から甲府に出てChiyomiちゃんと2人で各駅停車に乗り帰ってきましたが、午後からは中央線も止まっていたので私達は間一髪で帰れたと言うことです。いろいろと有った白根三山縦走でしたが山に居るときは天気に恵まれて、念願の稜線を歩くことができました。つき合ってくれたChiyomiちゃんありがとうね。

朝食
朝食はヨモギ粥、疲れた胃には優しい。

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南アルプス・笊ヶ岳(2629m) その1

登った日:2010年7月24日(土)〜26日(月) 天気 晴れ
メンバー:Chiyomiちゃん、マサコさん、mogu、
目的:南アルプス安全登山隊笊ヶ岳縦走
コース:新宿〜甲府〜(身延線)〜下部温泉〜(タクシー)〜伝付峠登山口〜伝付峠水場(泊)〜伝付峠〜笊ヶ岳〜椹島(泊)〜鳥森山〜椹島〜(送迎バス)〜畑薙第1ダム〜(しづてつジャストライン)〜静岡駅解散
家椹島ロッジ(一泊二食付き8,000円)
バス: しずてつジャストライン(3000円)


タイトルをクリックすると詳しく見られます。

24日 晴れ
コースタイム:下部温泉9:40〜(タクシー)〜林道工事現場ゲート10:15/10:25〜(35)〜田代登山口11:00〜(15)〜迂回路11:15〜(15)〜沢沿い登山口11:30〜(1時間55)〜東京電力管理小屋13:25/13:40〜(1時間05)〜二俣出合14:45/15:00〜(1時間30)〜水場16:25
※歩行時間6時間 (内休憩50分)

GPS軌跡
ChiyomiちゃんのGPS軌跡 (大きくなります)

去年、塩見岳から蝙蝠尾根を二軒小屋に下り予定では伝付峠から田代バス停に下りる予定が、雨が降ったのでそのまま椹島経由で静岡に出た。その時二軒小屋の東海フォレストの事務所の人が笊ヶ岳なら伝付峠経由で登った方が楽だよとの情報聞き、南アルプス安全登山隊来年は田代バス停から伝付峠経由笊ヶ岳に登ることに決定。今年に入りChiyomiちゃんがいろいろと計画をしてくれ、当初は北MOGUさんも参加の予定でしたが事情により参加出来なくなってとても残念だった。

フラッグ
南アルプス安全登山隊、今年も歩きます。

今年は海の日を境に梅雨明けして私達の笊ヶ岳登山の日も良い天気、夏休みに入ったからか7時発のあずさは満員なんとか座れて甲府で下車、ここから身延線の特急富士川4号に乗り下部温泉まで行きます。特急電車ですが4両で単線です、下部温泉に着いたら暑い!!盆地だからかとにかく暑かった。この下部温泉は昔病気療養でしばらく滞在したことがあったのでなんだか懐かしい。駅に着いたら山交タクシーの人が出迎えてくれ事務所で水を汲ませて貰った運転手さんも山登りするらしくとても親切でした。

下部温泉
特急ふじかわ4号と下部温泉駅

計画してくれたChiyomiちゃんによると、田代バス停までのバスは身延駅から出ているが、バスで行くと私達ではとても伝付峠まで行けないのでタクシーで登山口まで行くことしたとのこと、私達も林道歩きを省略出来るので大賛成。タクシーは田代バス停から林道に入り山道を登っていく、林道の最後まで行けるのかと思ったら途中の工事現場手前で止められた。登山口まで行けると思っていたのでガッカリでしたが田代バス停から歩くことを考えたらここまでタクシーで来られただけ良かったよねと言い合った。

歩き出し
ここで通行止め、歩き出します。

タクシーを下りてから車道を上っていき広場になっているところから登山道と書かれている看板に誘導されて行くと前方に大規模な砂防工事現場が見え、その工事現場手前で迂回路と書かれている登山道が出て来た。ここで私達の後ろから単独の男性が1人やって来た、この方同じふじかわ4号に乗っていたと思う。話しを聞くと身延駅からタクシーで来たとのこと、知っていたら一緒のタクシーで来られたのにね。1人で1万円出してくるなんて勿体ない。コースは伝付峠までは一緒で伝付峠から私達とは反対方向の笹山に行くとのことだった。迂回路を先に行って貰い私達もゆっくりと登りはじめるが、結構な高巻きで堰堤の所に出たら3階建てくらいの階段を登り下りて堰堤を越えた。暑いし思ってもいなかった堰堤越えをさせられて疲れた。堰堤を下りたら沢沿いにある本来の登山道になりやれやれで一休み。

迂回路
工事現場を歩いて迂回路に入る

堰堤
三階建てくらいの堰堤を越えさせられて(写真Chiyomiちゃん)

登山道
やっと本来の登山道に

この登山道はあまり整備されていないとガイドブックに書かれていますが本当にそうです。今にも落ちそうな橋あり徒渉有りで気が抜けません。重たいザックと暑さで少しバテぎみで歩いていくと大滝が出て来た〜迫力有る。沢沿いの登山道は高低差があり高いところの桟道を通るときは結構緊張・・・沢沿いの道で少しは涼しいけど出来れば沢の中を歩きたいくらい。

登山道
こんな道を歩いて行く

桟道
桟道は慎重に通る(写真Chiyomiちゃん)

沢を渡ったところで先ほどの男性が休んでいたのでお先に行かせて貰ったけど、少し先でまた追い越された。歩いて行くと崩壊したところ有り、壊れて桟道有りでほんとうにここは雨の日は通りたくないところだ。去年来なくて良かったよね〜と話しながらたらたらと歩いて行く。途中で休憩していると釣り師さん3名に出会う、二段の滝が出てきたら程なく東京電力の管理小屋に着いた。ここで先ほどの男性が休んでいたやっぱり暑さでバテぎみだと言っていた私達もここで休憩。

ざれた道
こんな道ばっかり〜雨の日は歩きたくない(写真Chiyomiちゃん)

桟道
沢沿いの登山道、大きな滝が2箇所出てきた。

東電管理小屋
東電の管理小屋、この回りは広々としている

管理棟から少し登りまた沢沿いの道になる、ここから途中の小さな取水堰まで電柱が建っていて登山道も刈り払いされていましたが、ダムの先からはほとんど整備されていない。沢には丸太の橋が架かっていて対岸に渡ると藪っぽくなり大きな倒木が登山道をふさいで居てこの倒木をやり過ごすのにまたまた体力を使ってしまった。倒木を過ぎるとまた対岸に渡るが道が不明瞭になりしばし道を探す、テープを見つけ踏み跡も出て来て少し行くと二俣の出合いにやっと着いた。

倒木
いったん右岸に渡る、この橋増水すると無くなるね。それと倒木(写真Chiyomiちゃん)

沢を渡る
また左岸に渡る。この橋を渡ると出合に着く(写真Chiyomiちゃん)

二俣からは沢を離れ伝付峠までの登山道になります、ジグザグの登山道は踏み跡もあり段差もなく登りやすいけど、なにせ暑さと倒木をやり過ごすのに体力を使ってしまいなかなか歩くピッチが上がらない。それでもゆっくりと登っていくと途中で先ほどの男性が休んでいたので先にいかせてもらう。自然林が終わると植林の唐松の林が出てしばらく登っていくと水の音が聞こえてきた水場かな?というとChiyomiちゃんまだまだじゃない?という。でも水が流れているとなんとテントも1張り張って有るよ〜やっぱり私達がテントを張る予定の水場でした。水場は2箇所有り豊富に出ていました。

急な登り
二俣からはジグザクの登山道の登り(写真Chiyomiちゃん)

唐松林
唐松林を登っていくと(写真Chiyomiちゃん)

大きなテントには単独の男性が1人、聞くと一昨日田代バス停から10日分の食料とテントを背負い昨日は東京電力の管理棟の所でテントを張り今日はこの水場泊まりでお昼頃着いたらしく、明日は奈良田越しまで行くと言っていた。私達も隣に借りたテントといってもポールの付いているツエルトですが張ることにします。でも、寝たことはあっても張ったことはなく、あれこれやってやっと張ることが出来ました。荷物は入らないのでChiyomiちゃんのツエルトにくるんでおくことにします。テントを張っていると先ほど追い抜いた男性がやって来て水場泊まりたかったらしいけど概に満員、仕方なさそうに水を汲んで伝付き峠に登っていきました。

テント場
手前が私達のテントこれに3人、奧が単独の人のテント(写真Chiyomiちゃん)

最初の計画では伝付峠まで登りテントを張るつもりでしたが、水場の所でソーメン祭りしようと言うことになり水場で泊まることになったのです。早速ソーメンを茹でる、私はフライパンでマサコさんが持ってきてくれたウインナーと私が持ってきたピーマンとサラダの残りのタマネギを炒める。それから私の定番メニューの海草サラダとChiyomiちゃんの出来合い総菜3品、取りあえずお疲れ様の乾杯です。南アルプスの天然水で茹でて冷やしたソーメンは本当に美味しかった。

夕食
夕食のソーメン祭り、のんべい2人につき合うマサコさんは小さな缶ビール持参(写真Chiyomiちゃん)

私達が食べおわる頃男性が1人登ってきた、聞くと田代バス停から歩いて来たらしく二軒小屋まで下りて明日は蝙蝠尾根を登り雪投沢で泊まって熊ノ平から両俣へ降りると言っていた。でももう暗くなっていたので伝付峠に泊まることにして、水場でお米を研いでいきました。

それにしても男性の単独が多い、Chiyomiちゃん曰く「とにかく、この辺を歩く人は、それなりに健脚で、なぜか単独男性が多いようです。この近くの荒川三山や聖岳を団体で歩く種族とは別ものです。この辺を歩く登山者は一風変わった人が多い」とレポに書いてあったけど私も同感。私達もテントを張っていたおじさんに、女だけのパーティーはめずらしいと言われたので変わっているのかな?それにしても今日はなんだか疲れた、タイツを脱いだ時に足がつって痛いのなんのって・・・あれだけ汗をかけばなるわ。食べて飲んで終われば後は寝るだけ、明日は3時起きで4時出発、明日は行程が長いので頑張らなくちゃね。借りてきたツエルトは3人で体を交互にして何とか寝られた。


その2に続く
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南アルプス・笊ヶ岳(2629m) その2

25日晴れ
コースタイム:水場3:50〜(15)〜伝付峠4:05〜(40分林道戻る)〜笊ヶ岳登山口4:45〜(1時間40)〜登山道合流地点6:25〜(1時間45)〜天上小屋山8:10〜(1時間05)〜生木割山9:15〜(1時間55)〜椹島下降点11:10/11:20〜(30)〜笊ヶ岳11:50/12:15〜(15)〜椹島下降点12:30/12:40〜(40)〜草地13:20〜(2時間30)〜標柱15:50〜(1時間20)〜コル17:10〜(30)〜笊ヶ岳登山口17:40〜(20)〜椹島18:00
※歩行時間14時間10分 (内休憩 2時間15分)

GPS軌跡1 GPS軌跡2
※ChiyomiちゃんのGPS軌跡大きいので2分割(大きくなります)

3時起床、ヘッデンを頼りにパッキングをして軽くご飯を食べてからまだ薄暗い内に出発。水場から少し登ると左側が開けていて黒いシルエットの富士山が見える、小屋の灯りもみえて思っていたよりも富士山が大きく見える。しばらく笹原を登っていくといきなりブルドーサーでならしたような林道に出て驚いたがそこが伝付峠で道標があった。地図とかガイドブックを読むと笊ヶ岳への登山道は林道終点からと書いてあったので私はこの林道の終点から登山道があるとばかり思い込んでいたのでこの林道を歩いて行ってしまったがこれが間違いの元だった。

富士山
富士山〜肉眼ではもっと綺麗に見えていたのに

:付き峠
伝付峠と間違って歩いて行ってしまった林道

少し明るくなった林道を歩いて行くと右に荒川三山が綺麗に見えて山を見ながら快適に歩いて行ったのはいいのですが、どんどんと下がって行くし稜線から離れていく。私の中でもあの稜線を歩いて行くのじゃないかな?と、ちらっと思ったけどこの林道の先に登山道が有ると思ってそのまま歩いて行ってしまった。カーブの所でやっぱりおかしいと気がついて(遅いわよね)慌てて戻った。ここで40分のロス、林道を戻ると右に登山道が出て来て笊ヶ岳の標識も出て来た、この分岐になんで気がつかなかったのかな〜薄暗かったことと私の思い込みと景色の良さに見とれて気がつかなかったのか、それに笊ヶ岳の道標が分岐の少し奥に建っていたので見落としたのかも・・・

赤石岳方面
この景色に見とれたのかも・・・

正規の登山道
戻って正規の登山道に入る。ここで40分のロス(写真Chiyomiちゃん)

正規の登山道といっても地図上では林道になっている、で林道終点とはこの林道の終点のことでした。林道に入りしばらく歩いて行くと、突然GPSを見ていたChiyomiちゃんがこの尾根の上にも登山道が有るよと言った。旺文社の地図には載っていないけど2万5千の地形図には載っている。後で考えると人間の心理って面白い、概に間違った登山道を歩いてしまった焦りからか、また間違ったのかと思いちょうど尾根に上がれるところだったので尾根に上がってしまったのです。

尾根に登った時はまだうっすらと踏み跡らしき物がありましたが歩いて行く内にだんだんと踏み跡はなくなり倒木帯やらシダが生い茂る山の中になってしまった。もう元の道に戻れないので前に進むしかない、尾根を外さないように地形図とChiyomiちゃんのGPSを見ながらなんとか歩いて行くと、Chiyomiちゃんからそろそろ林道の終点になるよと教えてくれ、右側に窪地が見えたら程なくちゃんとした登山道に合流して3人でほっとした。ChiyomiちゃんのGPSが無かったら不安になってしまったと思うとGPSさまさまです。

ヤブ
尾根の上はこんな感じで倒木帯(写真Chiyomiちゃん)

登山道
やっと登山道と合流、標識も出てきた。(写真Chiyomiちゃん)

間違って戻ったのとこのヤブ漕ぎで1時間ちょっと時間をロスしてしまったので先を急ぐ。ちゃんとした登山道は本当に歩きやすい、道標も出て来ました。これからは間違わないように慎重に歩いて行かなくてはね。トラバース道はしらびその原生林の中ですが時々赤石岳など展望が良いところがあり快適に歩きトラバース道が終わると程なく天上小屋山に到着展望はありません。

トラバース道
トラバース道の道標(写真Chiyomiちゃん)

途中で見えた展望
途中から見えた赤石岳、奧に塩見岳と去年歩いた蝙蝠岳

天上小屋山
トラバース道の終わりと天上小屋山山頂

原生林の尾根道を歩いていくとの生木割山山頂、ここにはアンテナが建っていて回りはテントが張れるくらいの広場になっていた。生木山から少し下っていくと突然目の前が開けて崩壊地の所に出た、ガイドブックでは崩壊地の上を歩くようにと書かれていたので私達も上を歩く、途中からは笊ヶ岳も見えましたがなんだか雲が掛かっているわ。崩壊地の真ん中にトラバースの踏み跡がありましたが歩く人居るのかな?崩壊地の縁を登り途中から樹林帯に入る道を登り崩壊地の反対に出てからいっきに下る。

生木割山
生木割山山頂、アンテナが建っていた

笊ヶ岳
突然開けて正面に笊ヶ岳で見えた

崩壊地
崩壊地、縁を歩いて行くと左に登る踏み跡が出てくる(写真Chiyomiちゃん)

鞍部から緩やかに登っていくと椹島への下降点が出て来ましたがもう一つ先に有るはずなので少し歩くと道標の掛かる分岐に着きました。ザックを下ろして持って行く物をサブザックに入れていると単独の男性が下りてきた、今日初めて会う登山者です。笊ヶ岳を椹島日帰りするなんて凄い健脚だねと2人と話しながら私達も笊ヶ岳山頂を目指して登る。荷物が軽いと楽ですねぇハイマツ帯になると笊ヶ岳山頂に到着。山梨側はガスが掛かり楽しみにしていた小笊の向こうに富士山は見られなかったけど、静岡側の南アルプスは綺麗に見えます。笊ヶ岳を挟んでこんなに天気が違うなんてね。ガスが晴れるのを少し待っていましたがとうとう晴れませんでした。

分岐
椹島の分岐でザックをデポ

笊ヶ岳 展望
笊ヶ岳山頂〜右はChiyomiちゃんの山座同定写真(大きくなります)

ゆっくりもしていられずに山頂を後に下降点まで戻り、荷物を詰め直していよいよ椹島に向けて下山開始。ガイドブックだとここから椹島までの登山道は不明瞭とのことだったので今度は間違えないように目印を確認しながら慎重に下りる。森を下って行くと涸沢に出てしばらく涸沢を下って今度は右の森に入りしばらく下ると突然草地の所に出て正面には先ほど通ってきた崩壊地が見え上倉沢に出た。ここで本当は右に行き上倉沢に下りるのに踏み跡に誘われて左に行き沢床に下りて回りを見回しても登山道は無い、3人で探してみると上流に矢印の看板が見えて側に行くと倒れかけた木にリボンとケルンが積んであり上に登る踏み跡があった。登山道を見失ったらとにかく次の目印が見つかるまでは先に進んでは行けないね、特に南アルプスの森はみんな同じようなので本当に慎重に歩かないと迷いやすい。

下山
下山開始〜

左岸の草原
地図で迷いやすいと書かれていた草原

沢の中の目印
この木の所に目印があった

踏み跡とリボンの目印を見つけて尾根をトラバース気味に登りここから地図書いてあったハードなトラバース道が始まる。最初の1本目は涸沢で次に出て来た沢は水量が少なかったけどここで水を汲む、この先に水量の多い沢がすぐ出て来てこちらで水を汲めば良かった。トラバースの登山道は道幅も狭く沢に下りるのも登り返すのも結構大変で、その間に尾根を越すのに梯子有り、ロープ有りのアップダウンがこれでもかと続きいい加減イヤになってくる。

トラバース道
トラバースの道、6本の沢を登下降しました(写真 Chiyomiちゃん)

歩いても歩いてもトラバース道が続きもう終わりかなと思うと沢が出て来て下って渡って今度は登る。3人で黙々と歩いてやっとの事で標柱の所に出たときは本当にほっとした。でもこの登山道の核心はこれから、ずっと2000m付近をトラバースしていたのでここからいっきに下ることになる。椹島は標高1100mなので後900mも下らなくてはならない。

標柱
トラバース道の終わりを示す標柱

この辺の森はみんな同じようなので登山道を見失わないように慎重に下りる、時には踏み跡が無くなり3人で探したりして下って行き肩からコルまでが激下りで足に来る。この辺になると3人とも疲れが出てきているのでなお一層慎重に歩こうと声をかけながら下る。やっとコルに着きあともうひと息、鉄塔の所を通りやっとの事で無事登山口に着きました。

コル
岩の間を抜けて・・・コルに到着

下山
鉄塔の側を下ってやっと林道に着きました。

もう3人とも足がぼろぼろ、でもここから椹島までの道が一番疲れたかも〜やっとの事で6時に椹島ロッジに着いた。手続きはChiyomiちゃん達に任せてベンチにへたり込んだ。着いたのが遅かったのでお風呂に入りたかったけど先にご飯を食べてくださいといわれた。汗だくでご飯を食べなくてはならず気持ち悪い、もう少し融通を利かせてくれても良いと思うけどね。しかし良く歩いて来ました、こんなにへたったのは朝日連峰を縦走したとき以来です。

椹島

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

26日晴れ
コースタイム:鳥森山登山口7:10〜(1時間40)〜鳥森山山頂8:50/9:20〜(1時間10)〜椹島10:30
椹島13:00〜(送迎バス)〜畑薙第1ダムP 14:25発〜(しずてつジャストライン)〜静岡駅16:00着解散

ロッジのふとんでゆっくりと眠れて少し疲れが取れました〜朝食は5時半からで早いけど山に登る人を対象なので仕方ない。畑薙ダムまで車で来ている人達はいいけど私達は畑薙ダムを14時25分発のバスに乗るので椹島は13時発の送迎バスになる。Chiyomiちゃんの計画では鳥森山に登る事になっていたけど、昨日の時点ではとても無理と思っていましたが、迎え酒ならぬ迎え登山で登ってみることにしました。ザックは自炊小屋に置いて鳥森山登山口から登りはじめる。昨日の疲れがあるので本当にゆっくりと登っていく、登山道も緩やかで歩きやすい。途中のブナの森が気持ち良い〜山頂からは赤石岳が綺麗に見えました。

朝食
朝食と登山口

登山道
緩やかな登山道(写真Chiyomiちゃん)

鳥森山
鳥森山山頂

下りてきてツエルトを干してレストハウスで生ビールで乾杯、昨日の夜はぬるい缶ビールだけだったので美味しい。お昼には特製のカレーを食べてなんだかんだやっている内に送迎バスの時間になり、満員のバスに乗り畑薙ダムに向かう途中、バスの運転手さんが笊ヶ岳が見える所で止まり説明をしてくれた。ほとんどの人は車で来ているみたいで路線バスに乗ったのは私達3人と単独の人達4人だけでした。途中の井川で1人下りて静岡駅に着いたのが18時、Chiyomiちゃんとまさこさんはここから高速バスに乗るので走って行き私は新幹線で帰りました。

お疲れ様

笊ヶ岳がこんなに大変だとは思ってもいなかった、あの道迷いと尾根歩きが無かったら伝付峠からの道は長いけど快適、去年二軒小屋の東海フォレストのおじさんが言っていたように、荷物を軽くすれば伝付峠からの往復が笊ヶ岳に行くのには良いかもです。計画してくれたChiyomiちゃん、マサコさん、ありがとうございました。こんかいあまり写真を撮れなかったのでChiyomiちゃんの写真たくさん使わせて貰いました。ありがとうね。
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光岳(2591m)〜聖岳(3013m)その

登った日:2009年8月29日(土)〜31日(月) 天気 晴れ/雨
メンバー:Chiyomiちゃん、マサコさん、mogu、
目的:聖っちに行こう(南ア安全登山隊第2弾縦走)
コース:28日:国分寺〜飯田ICー〜便ヶ島・聖光小屋(泊)
29日:便ヶ島〜易老渡登山口〜易老岳〜光岳小屋〜光岳〜光岳小屋(泊)
30日:光岳小屋〜イザルガ岳〜易老岳〜喜望峰〜仁田岳〜茶臼岳〜上河内岳〜聖平小屋(泊)
31日:聖平小屋〜薊畑〜小聖岳〜前聖岳〜小聖岳〜薊畑〜西沢渡〜聖光小屋〜飯田IC〜西国分寺
おうち 聖光小屋光岳小屋聖平小屋
温泉 : ほっ湯アップル



28日移動日 晴れ:国分寺駅13:30〜飯田IC 16:40〜便ヶ島・聖光小屋18:45

塩見に登ったとき来年は聖っちに行こうね〜と話していましたがしばらくするとChiyomiちゃんから「地図を見ていたら聖岳に行きたくなったので行かない?」というメールが届いた。日程も空いていたのでいいよ〜と返事、マサコさんも行けることになり南アルプス安全登山隊第2弾は聖岳に行くことにななりました。初めChiyomiちゃんの計画だと椹島ベースで聖岳だったが、マサコさんが車を出してくれることになり便ヶ島をベースに光岳から聖岳を縦走することになった。

私は南アルプスの南部方面はまったく知らないので、当初光岳も登るの?大丈夫?という感じでしたが、地図をしげしげと見ていたらせっかく易老渡まで行くのだったら光岳に登らなきゃということで納得、南アルプスの計画はChiyomi隊長にお任せ。便ヶ島までどんな道か判らないのでなるべく明るい内に着きたいねと言うことになり国分寺に13時30分待ち合わせになった。時間通り集合して一路中央高速で飯田ICを目指す。

途中の諏訪サービスエリアで運転を代わり飯田ICで下りて便ヶ島に向かう。事前に地図を見てきたし、カーナビとマサコさんの案内で迷うことなく無事に便ヶ島の聖光小屋につきました。途中迂回路の峠越えがあったけど道は思っていたよりもダートではなく走りやすかった、それでもやっぱり真っ暗な中は走りたくない道だな。聖光小屋は予約制で18時まで到着してくださいと言われたらしいが、その時間に着くのは無理なので車中泊になるところをプレハブ小屋に泊まらせてもらえることになった。


聖光小屋、右のプレハブに泊まらせて貰った。

小屋の中で自炊しても良く水道はすぐ側にある。トイレは道を隔てたキャンプ場までいかなくてはならなかったけどなかなか快適、時間も遅いのでいそいで夕食の支度をする。今回もマサコさん特製パスタと私の海草サラダ、Chiyomiちゃんは焼き鳥とキンキンに冷えたビール、車で来ているので荷物を気にしないで持ってこられるのが良いですね〜これが車で来るメリットかな。


小屋の中、畳み4畳ほどの広さ。右は本日の夕食です。

途中で聖光小屋に明日の天気を見に行く、泊まっている人達は10人くらいいたかな〜みなさん、明日は聖に登ると言っていた。天気予報は微妙だったけど晴れるのを期待して小屋に戻り、明日は早いので眠ることにしたが・・・・・夜中にキャンプ場に来た車があり12時過ぎまで騒いでいて寝そびれてしまった。

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ


29日コースタイム:聖光小屋4:40〜キャンプ場4:55〜(25)〜易老渡登山口5:20〜(1時間45)〜面平7:05/7:15〜(3時間15)〜易老岳10:30/10:05〜(20)〜三吉ガレ手前10:55/11:10〜(1時間35)〜静高平12:45/12:55〜(10)〜イザルガ岳分岐13:05〜イザルガ岳往復25分〜イザルガ岳分岐13:30〜(15)〜光岳小屋着13:40
※歩行時間8時間20分(小休止含む) 休40分
光岳小屋14:35〜光岳14:50〜光石15:00/15:10〜光岳小屋15:40

3時30分頃起き出して支度、まだ外は真っ暗だけと星が出ている。それぞれに朝食を食べて小屋番さんに挨拶をして出発。道を隔てたキャンプ場のトイレに寄っていく、明るいときに見ると立派な東屋と流しとかまどがあり、ここだったら寝袋にくるまって眠れる昨日遅くに来た人達も支度をしていた。


登山隊のフラッグを付けて出発

キャンプ場から易老渡に向かって車道を歩いていく易老渡の駐車場は満車。その中に野田ナンバーの車があって目を惹いた、あとで持ち主と聖平小屋で遭遇するのですがこのときは野田ナンバーがあると思っただけでした。駐車場には簡易トイレと近くに沢の水が流れ水場になっている2人の男性が支度をしていた。易老岳の登山口は駐車場から少しくだった橋の所、橋を渡り登りはじめる。


左、易老渡の駐車場。右が登山口の橋

初めからジグザグの急登が続き朝一番のこの登りはつらい、ゆっくりと登り30分ほど登ったところで衣類調整の小休止。急登はまだまだ続き後から単独の男性が1人登って来て追い越される、随分軽装なので聞くと光岳の日帰りだそうでもう少し後にやっぱり日帰りの男性に追い抜かれる。


いきなり急登(写真Chiyomiちゃん)

急登を登っていくと登山道の側に大きなミズナラの大木が出て来てひと登りで面平の標識の有るところに着いた。この面平の回りは桧の自然林が広がり見事な森になっている。


左、途中にあったミズナラの巨木。右、面平の標識


面平は桧の巨木が多く、不思議な空間だった。(写真Chiyomiちゃん)

面平からもまだまだ急登が続き檜の森が終わりコメツガの森になる、南アルプスは森も大きくて深いなぁと思いながら登っていくと本日の第1下山者と遭遇、単独の男性で縦走してきたらしく易老渡に下りて車道を歩いてバス停まで行くと言っていたけど遠いよ〜誰かに乗せて行って貰えるのを祈ってます。


倒木帯


こんな森の中を登っていく

この後からは何組かの下山者とすれ違い、登りでは年配の男性と抜きつ抜かれつしながら登り易老岳分岐に着いた。この男性、光岳小屋で食事を提供して貰うのに3時には着きたいと言っていたが、易老岳に思っていたよりも早く着いたのでびっくりしていました。この時間だったら余裕で着くでしょうね。易老岳山頂は分岐のすぐ奧にあり取りあえず行ってみたが何の変哲もない山頂だった。


易老岳の分岐と易老岳山頂

分岐から光岳に向かう、コメツガの森は日差しを遮ってくれて歩くのにはちょうど良い感じ途中の日だまりでお昼にする。お昼を食べたところから少し行くと開けた所に出てここが三吉ガレ場、遠くにハイランドしらびその建物が見えたが雲が湧いてきたので展望はいまいちだった。


三吉ガレ場、結構崩落しています。


見晴らしはいい、ここでお昼でも良かったかも

ガレ場を過ぎると平坦な所に出た、ここは雨が降ると沼になるような所だがしばらく雨が降っていないので水はなかった。登山道はこまかなアップダウンのあるがほとんど平坦で苔の森はとても綺麗で深い、不用意に登山道をはずれたら出てこられなくなるなと思う。


沼地のような平坦な場所(写真Chiyomiちゃん)

下山してきた人がこの先の沢筋が急登だけどそこを登れば平らになるからがんばってと言ってくれた。その急登の登りは岩ゴロ、水が流れていない沢の中にはトリカブトの群落が凄い。


こんな所を登っていく


トリカブトの群落(写真Chiyomiちゃん)

暑い中やっとの事で登り切ると静高平に着き看板の所で休憩〜そばに水場があるが涸れていた。ここでマサコさんが梨をむいてくれて生き返りました〜みずみずしくて美味しかった。

静高平
静高平まで来ると平坦になる

静高平から少し登ると正面に光岳小屋が見えた、木道を少し行くとイザルガ岳の分岐。ザックを置いて登りに行く、途中にあったダケカンバの木がいろいろな形をしていて冬の過酷さが判る。山頂はザレ場で回りはハイマツ帯、360度見渡せますがあいにく雲が湧いて展望はいまいちで残念。展望がいいので明日の日の出はイザルガ岳で見ようと言うことになり分岐まで戻り光岳小屋に向かう。

光岳小屋
光岳小屋が見えた〜屋根がもっと赤いと目立つのにね。

イザルガ岳分岐

イザルガ岳山頂
山頂〜展望は余りよくなかった。

木道を歩いて少し登ると光岳小屋に到着、小屋に着くとまずはどうぞと美味しいお茶が出て来てほっとする。この小屋で食事の提供を受けるのにはいろいろと条件があるらしいので泊まる人は確認した方が良いと思います。小屋ではポンプで汲み上げた水を提供してくれますが、せっかくだからとひと休みして水場に水を汲みに行くことにする。水場は往復20分の急な斜面を下った沢の源頭部に有り、冷たくて美味しい南アルプス天然水を飲むことが出来た。


光岳小屋に到着

水場
水場の下は崩落していた。

水汲みしてから光岳に登りに行く、途中寸又峡に行く分岐がありかわいいお地蔵さんが有った。山頂はあまり展望がなく何の変哲もない山頂です、南アルプスの最南端の100名山なので人気があるのかな。せっかくだから光石も見に行ってみた、まっ白な岩で遠くから見ると光って居るように見えるから付けられたそうで、岩が光るわけではないとのことでした。

光岳山頂
光岳山頂〜少し先に行くと展望台があったがガスで何も見えず


光石と寸又峡方面の分岐に有ったお地蔵様

小屋に戻り着替えをして食堂でお疲れ様〜の乾杯。今夜の宿泊者は35名くらいとのこと、私達の寝るところは2階の右端で外階段を使うとトイレにも行きやすい。着替えてから自炊の道具を持って食堂に行く、ほとんどの人が自炊なので朝夕4:45〜5:30の間は食事を食べる人専用で使えないとのこと。でも今回は小屋食を食べる人が少ないので早めに食事の支度をしても良いことになり急いで支度をして食べる。Chiyomiちゃんとマサコさんはレトルトカレーで、私は肉入りカレーうどんとサラダを作って食べる。中にはガイドツアーの人達が居たがガイドさんが1人で食事の支度をしていた、荷物も背負ってきたのかしら・・・・30人近くが自炊するので部屋もごった返しているからそうそうに食べて引き上げることにした。


食堂の自炊スペースと私の夕食

一応寝袋は持ってきたけどマットは持ってきていないので、小屋の寝袋を一枚借り広げて下にひいたら寝心地が良くなった。消灯は7時30分、寝袋に入ったらあっという間に寝てしまった。

その兇紡海
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光岳(2591m)〜聖岳(3013m)その

30日コースタイム 晴れ: 光岳小屋4:40〜イザルガ岳往復45分〜分岐5:25〜(1時間30)〜三吉ガレ6:50/7:00〜(30)〜易老岳7:30〜(1時間30)〜喜望峰9:00/9:10〜仁田岳往復45分〜喜望峰9:55/10:00〜(40)〜茶臼岳10:40/11:10〜(15)〜茶臼小屋分岐11:25〜(1時間30)〜上河内岳肩12:55/13:05〜上河内岳往復25分〜上河内岳肩13:30/13:45〜(30)〜南岳14:15〜(1時間20)〜聖平小屋15:35
※歩行時間:9時間15分(小休止含む) 休:1時間40分

3時30分に起きて急いで支度をして朝ごはんの準備、食堂が狭いので空きをみつけて支度する、それぞれに譲り合ってなんとか食べられました自炊は良いのだけど朝などは慌ただしい。日の出見るためにまだ薄暗い内に出発、外に出てみると今日も良い天気みたいで嬉しいな。イザルガ岳の分岐に荷物を置いて山頂に向かう、途中小さな鳴き声が聞こえてきたので回りを見回すとなんと雷鳥の雛がといっても大きくなっていたけど居ました。Chiyomiちゃん、まだ雷鳥を見たことなかったので初めての遭遇で喜んでいた。山頂に行くと少しくもが多く富士山の左側が明るくなってきたけど、雲が多くてはっきりとした日の出見られず残念でした。


富士山、日の出は雲が多くていまいちでした。


イザルガ岳からの展望(写真Chiyomiちゃん) ひらめき大きくなります

分岐に戻り昨日登ってきた道を歩いていると正面に聖岳が綺麗に見えた、静高平を過ぎて昨日フウフウ言いながら登った登山道も下りだと早い。三吉ガレ場で休憩していっきに易老岳分岐まで行くとたくさんの登山者が休んでいてびっくり。これから易老渡に下る人や、茶臼小屋から来てここに荷物を置いて光岳を往復するグループの人達でした。


聖岳が大きく見える。

易老岳分岐から次の喜望峰に向かって下っていくと19名の団体と遭遇、聞くと茶臼小屋から来たとのことで、この人達も易老岳に荷物を置いて光岳を往復するのかも、この後も茶臼小屋からの人達とすれ違うようになる。登山道は下りきったところからは窪地でしばらくは水平道が続いて開けたところに出ると光岳だけが見えた。


光岳方面、小屋も見えましたが写真では判らないですねぇ

緩いアップダウが続き森の中を気持ち良く歩いて急な登りを登り切ったところが喜望峰、仁田岳との分岐に着く。ここでひと休みして荷物を置いて仁田岳に向かう。


喜望峰と仁田岳に向かう登山道。


仁田岳に向かうと・・・ガスが沸いてきた(写真Chiyomiちゃん)

ハイマツ帯の尾根道を歩いて仁田岳着いたときはガスガスでしたが少し待っていると、急にガスが取れて歩いてきた光岳方面やこれから歩いていく茶臼岳から上河内岳方面がよく見え笊ヶ岳や富士山も見えた。聖岳はガスが掛かりすっきりとは見えなかったけど仁田岳は360度見渡せて天気が良かったら寄って見た方が良いと思う。


山頂は初めガスガスでしたが少し待っていたら・・・・


富士山が見えました〜

聖岳と上河内岳
左、光岳方面、よく見ると小屋も見える。右、ガスが切れて聖岳

喜望峰に戻ったら茶臼岳方面から団体の方達が到着、聖岳から来たのか聞いたら茶臼小屋の下の小屋からだそうでここまで聖から縦走してきた人にはまだ会っていません。ここからはハイマツ帯の尾根道を下って行くと右に草薙ダムが見えてきた正面には聖岳も雲の合間に見える。


これから歩いていく稜線、正面の山が茶臼岳


右に畑薙ダム

天気は暑いくらい木道が出て来たら仁田池に到着、ザレ場を登って岩ゴロの茶臼岳山頂に着きました〜茶臼岳も展望が良いが時間が経つにつれて雲が多くなってきた感じ、周りの山もときおりガスが切れて見えたが全体として雲が多く少し残念、ここでお腹が空いたので早めのお昼にする。


木道を歩いていくと仁田池


茶臼岳山頂、聖は雲の中

山頂を後に下って茶臼小屋の分岐、茶臼小屋は見えません。分岐からトラバース道になり歩いていくと突然平坦なところに出る。正面に上河内岳がみえとても気持ちがいい、お花の時期だったら素晴らしいだろうな。


茶臼小屋の分岐、ここを過ぎたら聖平まで誰とも会わなかった。


突然開けた草地に出る、正面はこれから登る上河内岳。(写真Chiyomiちゃん)

この草原を抜けいよいよ上河内岳の登り後から太陽が容赦なく照りつけて暑い、ザレた痩せ尾根の急登は今日一番の登り。登り切ると上河内岳肩に着いた。


奇岩竹内門を通り


ジクザクの急登を登る(写真Chiyomiちゃん)


分岐には2つの標識、ここで初めて東海フォレストの道標が出て来た。

少し休んでからザックを置いて上河内岳に登る、山頂からは南アルプス南部のピック3(聖岳・赤石岳・荒川岳)を初め全て見渡せるとガイドブックには書いてありましたが今日は雲に隠れていて残念、Chiyomiちゃん達は赤石岳の避難小屋が見えたといっていたけど私には判らなかった。

上河内岳の登り(写真Chiyomiちゃん)


山頂からは赤石岳・荒川三山方面がちらっと見えた。

分岐まで下りてひと休み〜そういえばここまで喜望峰で団体と2人の登山者に会った以外、聖方面からの登山者には会わなかったねと話す、聖光小屋にいた人達は何処に行ったのかな。上河内岳の登りで今日の登りは終わり〜谷筋の道を下っていくと西ガレ注意の痩せ尾根を通り、東側のトラバース道に入ると目の前にマツムシソウの群落、いろいろなお花が咲いているお花畑のトラバースを通り登ると南岳の山頂。


西側のガレを過ぎると(写真Chiyomiちゃん)


南岳に登る手前のお花畑トラバース、まだこんなにお花が残っていた。


南岳山頂から上河内岳を見る。


正面には山頂が雲に隠れた聖岳が大きく見える。

ハイマツ帯を下っていくと前方に雷鳥の親子がお散歩中、Chiyomiちゃんに教えたら追いかけていくけど、これが一定の距離よりは近づけないのよね。1羽がChiyomiちゃんを牽制するように立ち止まる。雷鳥の親かも知れませんねぇ。ハイマツ帯が終わると地図上に書かれている南西面ガレ注意箇所に出た、慎重に通過してしばらく行くと樹林帯の中に入る。


南西面のガレ場、慎重に通過する


ガレ場からトラバース道に入ると、トリカブトの群落。


樹林帯の中からやっと小屋の赤い屋根が見えてきた。

樹林帯に入ってから聖平小屋までが疲れていたからかやけに長く感じ、やっとの事で聖平の分岐に着き木道を通って聖平小屋に到着しました。玄関前に行くとなんと山の会の人達がいてびっくり、あの易老渡の駐車場に有った野田ナンバーは山の会の人達だったのです。話しを聞くと易老渡から光岳小屋・茶臼小屋・聖平小屋と来て今日聖岳に登って明日は便ヶ島に下りると言っていた。懐かしい方達と嬉しい再会でした。


聖平の分岐と森の中に小屋の赤い屋根が見える。

Chiyomiちゃんが受付をしてくれ玄関の中にはお茶とクッキーが置いてありどうぞと言われたので一杯いただきました。私達の寝床は2階であまり混んでいないようで広々と使わせて貰う着替えをしてから毎度のこと外でお疲れ様で乾杯。


聖平小屋に到着〜よく歩きました。


毎度の乾杯と小屋食(みそ汁は具だくさん)

水は小屋の外に水道があって豊富、難点はトイレが遠かったことでも水洗で綺麗だった。夕食を食べてから明日の天気はどうかなと天気予報を見ていたら、千葉に台風が接近してきている。長野方面はまあまあの天気、でも寝る前にトイレに行くために外に出たら霧雨が・・・・明日の天気どうなるかな。




さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

31日コースタイム 雨: 聖平小屋5:00〜(25)〜薊畑5:25/5:40〜(45)〜小聖岳6:25/6:35〜(1時間10)〜聖岳7:45/7:55〜(45)〜小聖岳8:40/8:45〜(30)〜薊畑9:15/9:30〜(2時間55分)〜西沢渡12:25/12:40〜(35)〜聖光小屋13:15
※歩行時間:7時間05分(小休止含む) 休:1時間10分


3時過ぎには目が覚めてしまいゴソゴソしていたら他の人も起き出してきてしまった。トイレに行くのに外に出たら回りはガスが立ち込めている。今日の天気は期待できないなぁと思いながら支度をしてから、Chiyomiちゃんは持ってきているのを食べるというので外で自炊、私とマサコさんは小屋の朝食を食べに行く。

外に出ると霧雨が降ってきたので雨具の上だけを着て5時に出発、聖平の分岐まで戻り薊畑まで登って聖岳の分岐薊畑に着いた。ここで3人で登るかどうか相談、Chiyomiちゃんは「全然行く気はないけれど、誰か一人でも行きたいという人がいれば行く」、私はどちらでもいいよと言った。マサコさんは「今度いつ来られるか判らないから、山頂だけでも踏んでおきたい」と言ったので、山頂付近で雨・風が強かったら戻ることにして取りあえず登ることに決定。


薊畑分岐

荷物をデポしていきますが、雨が降っていたので森の中にデポしたら・・・後で判ったのですがそこはお花摘みの・・・こんな登山道側でするな!!と言いたい。そんなことと知らずに荷物を置いて出発、後から団体さんが来たけど全員は登らなかったようだ。天気が悪いのでモチベーションも上がらず淡々と登り、樹林帯を抜けハイマツ帯になったら小聖岳山頂に着いた判っていたけど何も見えない。


小聖岳、晴れていたらどんな展望なのかな〜

小雨が降り続いていてやむ気配がない、風は無いのでこのまま登っていくがここで私の靴の中が濡れてきた。何でかと思ったら、ここまで雨具のズボンを履いていなかったのでズボンから落ちて来た水滴が靴の中に入っ手しまったようだ。ズボンを脱いで雨具のズボンに替える。もっと早く履いていれば靴も濡れなかったのにこれは失敗でした。

痩せ尾根を通りいよいよガレ場の登りでここからジグザグの急登が続く。回りの景色が見えれば登るのも楽しいけど、何せ何も見えないし風も吹いてきたのでひたすら登るだけ。やっとの事で前聖岳の山頂に着いたときはほっとした。こんな天気なので奧聖岳は行かないで下ります。下りようとしたら下から何人か登って来たので待ってから下りた。


いよいよ急登(写真Chiyomiちゃん)


やっと山頂に着きました〜展望は今度来るときのお楽しみということで

下山は小聖岳までは慎重に下り樹林帯に入るとあっという間に薊畑に着いた。ここで荷物をザックに詰めようとしたら・・・大変だったのですが幸いあまり被害が無くて良かった。この時間に登ってきた人達が居て早い、何時に便ヶ島を出たのかしらね。私達も便ヶ島に向けて下山開始〜


樹林帯の中を下る

苔平までの道は岩と土で滑りやすい、赤い岩も出て来てマサコさんが赤石岳にもあるラジオラリアという岩だと教えてくれる。足も疲れているので慎重に下るが雨の後の苔の森はとても綺麗だ。苔平からは尾根道になり急な下りになる、ところどころ滑落注意の看板と危ないところにはロープとネットが張ってあった。疲れた足では踏ん張りが効かなくて足を滑らせる人が多いのので設置してあるのかな、ここは下るより登りに使った方がいいかも。


苔の森と注意看板

痩せ尾根の下りが続き唐松林になると下に沢が見えて水の音がしてきた。唐松林をジクザクに下りていくと廃屋になっている造林小屋跡。造林小屋の前を通り下りていくと西沢の河原に着いた、ここには立派な荷物用のロープーウェイ(手動)が設置されていますが、私達は下の橋を渡った。


造林小屋跡


沢が増水したら使うのかな?

渡った河原でひと休みしてから、林道を歩いて便ヶ島の聖光小屋に着いた。


やっと着きました〜やったぁ!!

荷物の整理をしていたら、小屋番さんが出て来てくれたので、良い温泉がないか聞くと飯田インター側の日帰り温泉を教えて貰った。帰りは行きと違い道が判っていたのでそんなに遠く感じず、途中で地元の人がやっているお蕎麦屋さんに寄り美味しいお蕎麦を食べて無事に帰ってきた。車を出してくれたマサコさんありがとう、計画してくれたChiyomiちゃんもありがとうね。来年も南アルプス安全登山隊で登るのを楽しみにしてますのでよろしく〜

※やっぱり人が写っている方がいいから、Chiyomiちゃんの写真をたくさん使わせて貰いましたありがとうね。
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南ア・塩見岳(3052m)〜蝙蝠岳(2865m)その 18〜19日

登った日:2009年7月18(土)〜21日(火)
メンバー:Chiyomiちゃん・マサコさん、mogu
目的:南アルプス縦走
コース: 新宿〜松川インター〜塩川P〜塩川小屋(泊)〜三伏峠〜塩見小屋(泊)〜塩見岳〜蝙蝠岳〜二軒小屋ロッジ(泊)〜椹島ロッジ〜畑薙ダム〜静岡駅
おうち 1日目:塩川小屋(寝具付き素泊まり¥4000)
2日目:塩見小屋(一泊二食付き¥8000)
3日目:二軒小屋ロッジ登山小屋(寝具付き素泊まり¥4000)
温泉 椹島ロッジ



コースタイム:18日 (土) 曇り
新宿7:00〜(高速バス)〜松川インター12:15着〜(タクシー)〜塩川P 13:15/13:15〜(林道)〜塩川小屋着13:50

南アルプスは2002年に仙丈ヶ岳に登って以来行っていなくてなぜか縁がなかった所、今回南に詳しいChiyomiちゃんから塩見岳から蝙蝠岳に行こうと誘っもらい、焼岳と乗鞍に一緒に行ったマサコさんも誘って3人で行くことになった。塩見の登山口は鳥倉林道から三伏峠経由が一般的らしいが(この辺の所良くわかってない)その林道が落石のためにしばらく通行止めでどうしよう!!とChiyomiちゃんから連絡が入った。第二案として野呂川の両又小屋から入り仙塩尾根を通って塩見小屋に泊まり翌日蝙蝠尾根を歩く計画書が来た。でもねぇ2日目の行程が半端じゃない、Chiyomiちゃんもそう考えたようで、塩川小屋から入るルートに最終的に決まった。このルートは鳥倉林道が出来る前には塩見岳に登るルートだったようで、いまは鳥倉林道から登る人が増え余り登る人も居なくなったみたいだ。

夏休みに入った最初の土曜日で高速代が1,000円となれば混むよね。Chiyomiちゃん渋滞を見越して新宿7時発飯田行きの高速バスで松川インターまで行くからと連絡が来た、通常7時のバスに乗れば10時30分に着く予定が案の定大渋滞で12時15分に着いたのだからChiyomiちゃん大正解!!松川インターからはタクシーで(@9,850円)塩川の駐車場まで行きます、バスも有りますが3人で割ればバス代とたいして変わらない。今回乗ったタクシーの運転手さんが話し好きで鳥倉林道の落石事故について教えて貰ったが、世の中悪いことは出来ませんねぇ。

タクシーは塩川小屋2キロ手前までしか行けず、臨時駐車場にはたくさんの車が駐まっているバスもここまで来るようです。塩川小屋は林道を30分くらい歩いたところに有った。最初登山口の看板があり小屋は何処?と見回すと少し上の木立の中にあり余り目立たない。広い駐車場もあるけど落石の危険と登る人も居なくなったためか少し寂れた感じがした。


駐車場から歩き出す。


正面に登山道の入り口、小屋は・・


左の小高いところにあった。

小屋に着き声を掛けても誰も出てこない、軽トラも有るし人のけはいはするのに誰も出てこない。3人で?思っていたら、裏で83歳の小屋番さん私達のために薪でお風呂を沸かしていたようでおじさん耳が遠いので聞こえなかったらしい、元気だけど会話がかみ合わずに少し苦労しましたが楽しいおじさんです。


小屋に到着〜

せっかくお風呂を沸かしてくれたのだから入ることにしましたが、沢の水を引いて薪で湧かしているのでなかなか湧かない、ビールを飲みながら待つことに一時間沸いたけど今度は熱すぎる!!でも、薪で沸かしたお湯はなんとも言えない感触で温まりました。おじさんいつも小屋から登っていく登山者を見ているようで今日は50人くらい登っていったと教えてくれ3時頃にも登山者が登っていったのを見て心配していた。小屋番をしていたときの武勇伝を聞いたりしていたら、3人限定だよと「南アルプス、安全登山」と書かれている三角のフラッグをくれたので、3人ともザックに付けて登ることにする。塩川小屋は自炊なのでビールを飲みつつ夕食の準備、献立はマサコさん小屋までだからと重たい思いをして持ってきてくれたパスタ、ピン詰めのトマトソースと生のトマトとモッツアレラチーズ入り、私のサラダとChiyomiちゃんの紀文のおでんとおつまみ豪華な夕食になりました。


マサコさんが作ってくれたパスタと私のサラダ〜とお風呂

3人でわいわいと飲んでいたら、5時頃男性2人が到着した。話しを聞くと三伏小屋まで行くつもりだったけど途中で無理だと思い戻ってきたとのことです。私達が飲んだ空き缶を見て目を丸くしていた(苦笑)小屋は電気が無くなんとローソクの宿、私達だけなので布団も使い放題一週間前に干したという布団は思っていたよりもふかふかで快適に眠れました。


ローソクの宿(写真@ Chiyomiちゃん)


さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

コースタイム:19日(日) 曇り のち 雨
塩川小屋5:20〜(1時間)〜尾根取り付き点6:20〜(2時間35)〜鳥倉ルート合流点8:55〜(25)〜三伏峠9:20/9:45〜(1時間10)〜本谷山10:55〜(1時間50)〜塩見小屋12:45着 ※歩行時間7時間(小休止含む) 休憩25分

朝4時起床、空をみたら晴れてはいないけど雨の降るけはいはない、なんとか雨にあわずに塩見小屋に行けるといいけどな。それぞれに朝ごはんを食べ支度をして5時前には出られるかと思っていたら、私の時計とデジカメが見当たらなく、ザックの中身を全部出したりして探していたら出発が遅くなってしまった。小屋のおじさんはやっぱり小屋の窓から登っていく登山者を見ていたようでもう7人くらい登っていったよと教えてくれる。おじさんと2人組に見送られ私達も出発〜mogu、マサコさん、Chiyomiちゃんの順番で歩き出す。


塩川小屋の小屋番さん、83歳少し耳が遠いけどお元気です!!

塩川沿いを少し進んでしっかりとした鉄製の橋が出て来てわたる、しばらく沢沿いの登山道を歩いていくとまた橋が出て来たが今度は丸太の橋、増水したら流れてしまうでしょというくらい頼りない。右岸をしばらく歩いていくとまた丸太製の橋を渡る、このコース1時間近く沢沿いを歩き4回近く沢を渡るので増水したらとても危険、特に塩川に下山する人は注意が必要だとおもった。


塩川に架かる橋・・・増水したら簡単に流れちゃうよ〜

沢沿いの道を離れいよいよ尾根の登りがはじまる、登山道はしっかりしていて危険なところはないがこれがまたうわさ通り急登。途中に水場か有ると地図には書いてあったが何処か判らず知らないうちに通過したようだ。単独の男性に抜かれ最初に下って来た男性は三伏小屋からでなんと北岳から縦走してきたらしく最低最悪の天気でしたと言っていた。2時間ほど登ったところで雨になり雨具を着る、それでも樹林帯の中なのでそんなにひどい降りではない。少し緩い登りになったら鳥倉コースとの分岐に着いた、分岐には通行止めの看板が掛かっている。


鳥倉からの登山道と合流

分岐から30分ほど登ると三伏峠小屋に着いた、着いたとたん土砂降りの雨になり軒下で雨宿り。昨日塩見小屋に泊まった人の話では雨風が強く塩見岳に行くのを断念したそうでやはりトムラウシのことが話題になる。雨宿りがてら大休止していると、なんとずぶ濡れのトレイルランナーが現れびっくり、雨具は上着しか持っていないとのことでこれから荒川三山方面に行くと言って走っていった凄いなぁ〜と見送る。1人の人が明日の天気を小屋の人に聞いたところ、明日も余りよい天気ではないとのことそれを聞いて塩見に行くのを止めた人もいたが私達は取りあえず塩見小屋までは行くことにし、明日の朝の天気で決めようと言うことになった。


日本一高い峠だそうです。

雨が小降りになった時を見計らって出発、三伏峠からは樹林帯の中少し下ると荒川岳と塩見方面の分岐をすぎひと登りで三伏山に着いた。天気がいいとどんな景色なのかな、ハイマツ帯を下って登るとお花畑になり登り切ると本谷山。


本谷山、晴れていたら展望良さそう


雨とガスの中を歩く

道はしっかりしているので歩きやすい、本谷山から樹林帯に入り急登を登ったところが塩見新道の分岐。


塩見新道の分岐

分岐を過ぎると岩場になり登り切ると塩見小屋に到着〜たくさんの人が受付を待っていてふと見ると・・・・なんどネット友達のハイジさん が目の前にいた!!ハイジさんの予定では今日塩川から登り、三伏小屋泊で明日が塩見小屋泊だったので私とは一日違いで会えないと思っていた、ましてこんな天気だと来ないだろうな〜と思っていたので本当に嬉しい驚きでした。話しを聞くと明日は良い天気の予報だったので塩見新道から登ってきたとのことだった。


塩見小屋に到着〜

受付では1人一本のハンガーに濡れた雨具を干して受付の所に干しますが概にたくさん干してあり、ストーブ1つではこれじゃ乾かないだろうなと思う。塩見小屋のトイレはケイタイトイレを使用するのでその使い方を小屋の人が説明してくれる、このケイタイトイレは持ち帰らなくても良くまとめてヘリで下ろすそうです。小屋の人が使用済みのケイタイトイレをまとめているのを見ると本当に頭が下がります。

小屋の管理も徹底していて寝具が濡れてしまうからと部屋に濡れたザックの持ち込み厳禁、ザックはまとめて入り口に置く。私達3人は部屋の奥に通されハイジさん達は入り口近くの個室だったので着替えをさせて貰い助かった。夕食までハイジさんご夫婦とプチ宴会〜いままで2回会っていましたがゆっくりとお話しする機会がなかったのでとても楽しかった。ハイジさん達は蝙蝠岳を往復してもう一泊塩見小屋に泊まるとのこと、連泊の山小屋ライフもいいよねぇ

夕食も同じテープルにしてもらえた夕食はとても手が込んでいて美味しい、特に感心したのは最初によそってくれるご飯が少ないことそのかわりおかわり自由、他の小屋だといつも大盛りで食べきるのがたいへんで困るが今回はちょうど良かった。


小屋は満員だけど詰め込む感じはない、夕食は美味しかった

7時半消灯でそこから延々と横になっていたので朝起きたら寝過ぎで腰が痛かった。そうそう、塩川小屋で一緒だった2人は9時間掛かり塩見小屋に着いたそうで、他の人に私達3人(本当は2人)のことを酒豪だと吹聴していたみたいです・・・そんなに飲んでいませんよ〜ねっChiyomiちゃん。

その兇砲弔鼎・・・
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南ア・塩見岳(3052m)〜蝙蝠岳(2865m)その 20〜21日

コースタイム:20日(月)晴れ
塩見小屋5:15〜(1時間15)〜塩見岳(西)6:30/6:40(東)〜(30)〜北俣岳分岐7:10/7:20〜(1時間50)〜蝙蝠岳9:10/9:25〜(1時間50)〜徳衛門岳11:15〜(10)〜水場11:25/12:10〜(1時間50)〜中部電力管理棟14:00〜(55)〜林道14:55〜(25)〜二軒小屋ロッジ着15:20 ※歩行時間8時間45分(小休止含む) 休1時間20分

夜の内に雨はやみ星が出ていたようで3時半には塩見岳山頂で日の出を見ようと何人かの人が出ていきました。外に出てみると塩見岳が大きく見え山の中腹では日の出登山のヘッドランプの光が見えた。今日の天気は快晴だ!!ハイジさんたちは日の出見るためにお弁当にしたらしい、4時30分に朝食食べて外に出たらちょうど甲斐駒と仙丈ヶ岳の真ん中あたりからお日様が出て来た。回りの山々も見え昨日の天気が嘘のよう、今日は蝙蝠岳から二軒小屋ロッジまで長いコースを歩くので支度が出来次第出発する。


朝食と朝焼け


4時48分日の出です


これから登る塩見岳もバッチリ見えている。


塩見小屋を出発〜(写真@Chiyomiちゃん)

ハイジさんを探したが見当たらずペーターさんに挨拶をして出発、ハイマツ帯の尾根を歩き天狗岩に取り付く。登山道はしっかりしていますが岩稜帯なので落石をおこさないように慎重に登っていくと塩見岳西峰に到着〜山頂からは傘をかぶった富士山と南アルプスの山々が見える。


まずは天狗岩の登り


塩見岳の登り

東峰に行くと先を歩いていた5人パーティーの人達が居たのでどちらに行くのか聞いたら、私達と同じルートだそうで私達だけじゃないことが判ってとても心強い。この方達とは二軒小屋ロッジまで抜きつ抜かれつ歩くことになります。東峰で昨日の2人組のおじさん達がやって来たので早いね!!ほとんどから身だからだよね(笑)東峰に居たら西峰からハイジさんが手を振ってくれた。


西方と東峰から見た富士山と蝙蝠尾根ひらめき大きくなります


西峰(3047m) 東峰(3052m)


西峰から手を振ってくれるハイジさん (写真@Chiyomiちゃん)


傘が大きくなったふじさん

塩見岳に登るとこれから歩く蝙蝠岳の稜線が見えてきた、Chiyomiちゃんは一昨年仙塩尾根から蝙蝠岳・二軒小屋ロッジ間を歩いているので判っているかと思うと余り判っていなさそう。でも怖かったところは覚えていたようでそれだけでも私とマサコさんは心構えが出来たので良かったかも・・・・塩見岳から急な斜面を下りていくと仙塩尾根との分岐地点に着いた、誰かザックをデポして蝙蝠に行っているようです。


仙塩尾根との分岐地点


仙塩尾根方面を見る、遠くに甲斐駒、仙丈ヶ岳と手前は間ノ岳かな?

Chiyomiちゃん、ここからの岩稜帯が怖かったと言っていたので私達も慎重に歩く、マーキングが薄くなっていて判りづらい。やっと岩稜帯を抜けて一安心、ここから蝙蝠岳まで広い尾根を富士山に向かって歩いていく。


北俣岳の岩稜帯、マーキングを見ながら慎重に通過(写真@Chiyomiちゃん)


振り返ってみた北俣岳と塩見岳

風は強いけが360度の展望で、荒川三山から赤石岳を登ったことのあるChiyomiちゃんとマサコさんは登った山々を見ながら楽しそうに話している。正面には富士山、後を振り返ると塩見岳良いロケーションです。


富士山に向かって歩いていく


正面には蝙蝠岳〜でもあそこまで長い

登山道は明確だけど標識は無い、いったん樹林帯の中に入るとシャクナゲやらハイマツの枝をかき分け登る。途中で蝙蝠岳に行って来た人達とすれ違うが往復するのも疲れると言って通り過ぎていった。ハイマツ帯をかき分けて登って行きやっと蝙蝠岳山頂に到着〜山頂からまだ富士山が見えている。私達の後に5人組パーティーも到着した。気持ちの良い稜線歩きでした〜やっぱお天気が一番!!


下っていったん樹林帯に入る(写真@Chiyomiちゃん)


ハイマツの尾根にでると山頂が見えてきた(写真@Chiyomiちゃん)


蝙蝠岳山頂から荒川三山(写真@Chiyomiちゃん)と富士山ひらめき大きくなります

しばらく展望を楽しんで二軒小屋にむけて蝙蝠岳を後にする、しばらくはハイマツ帯を下っていき樹林帯に入るが倒木がひどくて難儀する。登山道も標識は無いし樹林帯の中を結構下るので心配になるも一昨年もそうだったと聞いて少し安心、しばらく行くと登山道も明確になったと思ったら途中で踏み跡が無くなってしまいしばらく登山道を探してウロウロする。後から5人パーティーも追いついてきて一緒に探し、その内の1人が偵察に行ってくれ少し登ったら登山道が有った。たぶん大きな倒木が登山道をふさいでしまい判らなくなったようで先行者の迷った踏み跡で私達も迷ってしまったようだ。


山頂下ると登山道に主のようなダケカンバの木がたっていた。


倒木帯の始まり(写真@Chiyomiちゃん)


Chiyomiちゃんが「迷った地点を、GPSでマークしておいたので、見てみました。1/2500の地図にある2581mを登る手前のようです。」とのこと。こういうときGPSって便利ね。

倒木帯が終わりコメツガの森の中は明確な登山道が徳衛門岳まで続く、徳衛門岳山頂から少しくだったところに水場がありここでお昼、水場に下りていくが赤テープは色あせていてよく見ていかないと迷いそう、特に左に水の流れが見えてもそこに下りるのには右から回り込んで行かなくならないこの辺が迷うところかも。汲んできた水でカップラーメンを食べる、このラーメン塩見小屋で食べている人を見て美味しそうだったのでお昼に食べたいと思い買ってきたのですやっぱりつゆ物は美味しいわ。


樹林帯の中を歩いて徳衛門岳に到着。


水場の標識は右に有るが、左に42mも下りていく


冷たい湧き水を汲む、急だけど下り5分登り7分でした。

私達がお昼を食べているときに、5人パーティーが追いついて水を汲みに下りていったが判らなかったようで下から右か左か聞いてきたので、私達の踏み跡が有るでしょ〜と言い、右に回り込んで下りてくださいと言ったけど判ったかな〜戻ってくる前に私達は出発してしまったけど後で聞いたらちゃんと行けたようだった。

徳衛門岳からは樹林帯の中をえんえんとくだっていきますが、それまで余り目印がなかったのにここからはこれでもかと木に赤い目印があって迷うことはなかった。森の中は日が差して苔も綺麗なのだけど長かった〜いい加減飽きてきた頃に中部電力の管理棟が見えてなんだかほっとする。階段をおりるのだけどこの階段が揺れる・・階段が揺れるって結構怖いのよねぇ。この後はChiyomiちゃんが嫌だったという岩混じりの急坂を下り林道に着いた〜長い尾根でしたが展望が良かったし思っていたよりも判りやすい登山道だったので良かった。


コメツガの森、マーキングはこれでもかと有りました


中部電力管理棟と揺れる階段(怖いわよ〜)


最後にこんな岩場があり、林道に到着〜やれやれ、長かったわ

二軒小屋ロッジには、はじめてきましたがとてもすてきなところ、私達は登山小屋に寝具付き(¥4000)で泊まります、ロッジで受付をして寝袋を貰って登山小屋に向かう。ここは東海フォレストの管理棟も何棟かあり山の管理やダムの管理をしているようだ。取りあえず荷物を置いて着替えをしてもう一度ロッジに行き生ビールで乾杯!!夕食の美味しい匂いがしてきました。私達がビールを飲み終わった頃に徳衛門岳の水場で別れた5人パーティーが着いた、この人達はロッジ泊まりだそうで羨ましい。登山小屋も私達の貸し切りで気兼ねが無くて良かったけどね。


二軒小屋ロッジ、立派ですね


私達の今宵の宿、登山小屋・・・ふぜいが有ります(^^)

小屋に戻り私達も夕食準備、マサコさんの海草サラダと私の持ってきたキュウリとタマネギとプチトマトをいれてサラダを作りおつまみにする。私はカレーうどんで2人はレトルトカレーを食べていた。


生ビールは美味しいなぁ〜自販機でもビール売ってます。

ご飯を食べながらラジオで明日の天気をチェック、明日は二軒小屋から伝付峠を越えて田代バス停に下りる予定。このコースChiyomiちゃん一昨年も雨で行けなかったので今回もこのコースを設定したようだった、私はもちろん初めてなので少しネットで調べたら伝付峠から田代バス停まで3時間近く沢沿いの道を歩かなくてはならない、歩く人はいるようですが余り整備はされていなさそうで増水が心配なので天気が気になる。ラジオの天気予報では明日は不安定な天気で朝晩雨と言っている、3人でいろいろと協議した結果、明日の朝雨が降っていたら伝付峠越えは止めて静岡に出ることになった。でもまさか静岡に出るとは思っていなかったので畑薙ダムからのバスの時間を調べてこなかったとChiyomiちゃん。私はその辺のことはサッパリ判らないので2人にお任せ状態、結局マサコさんが小屋の下にある東海フォレストの管理事務所に聞きに行ってくれた。

ご飯を食べて終わりラジオをききながらうだうだしていると、事務所の人がバスの時間などをコピーして持ってきてくれた。そのあとその方なぜか事務所に戻り一升瓶を抱えて戻って来たのでまたまた飲む羽目に・・・でも、山のこととかいろいろ話してくれて楽しかった。そうそう管理棟の階段のことは揺れて怖いと申告しておきました。でも、日本酒を飲むと私はすぐに潰れるいつの間にか寝ていました。

さくらんぼ ----------------------------------------------------------------- さくらんぼ

コースタイム:21日 (火) 曇り
二軒小屋ロッジ8:00〜(2時間45)〜椹島ロッジ10:45/13:00〜(東海フォレストバス)〜畑薙ダム14:00/14:20〜(静鉄ジャストライン)〜静岡駅5:55

4時に目が覚めて外に出てみたら霧雨、土砂降りではないけどやっぱりこの季節に沢沿いの道を歩くのはリスクが高すぎるので伝付峠越えは断念。そうなると急いで出発することもない、二軒小屋ロッジには椹島まで送迎バスが有るけどロッジに泊まった人しか乗せてくれないとのことで私達は椹島まで林道を歩いていくことになった。畑薙ダムからの静岡駅に行く静鉄ジャストライのバス14:25発一本、これに乗るには椹島からの送迎バスは13時発に乗るので椹島で少しゆっくりとするつもりで8時に出発する。

昨晩、一升瓶を置いていったので寝袋を返しがてら東海フォレストの事務所に挨拶に行く、私達が椹島に行くことに決めたことを言うといろいろと心配してくれた。ロッジに寝袋を返して、また来年きますその時はロッジに泊まりますねと挨拶をして椹島に向けて出発。林道をおしゃべりしたり花の写真取ったり大井川の激流を見たり、途中で二軒小屋からのバスに追い抜かれたときには手を振ったりして長かったけど結構楽しく歩けた。


大井川沿いを


シモジモはてくてく歩いていきます。

それでも椹島に着いたときにはほっとしたけど、椹島は南アルプスの登山基地、たくさんの登山者がいました。なんと団体さんのためにお風呂が沸いていて私達も入れてラッキー普段はシャワーだけだそうです。バスの時間までお昼を食べたり、「南アルプス白旗史郎写真館」を見学したりして過ごした。


椹島に到着〜


ロッジでうどんを食べる


南アルプス白旗史郎写真館で写真をみる。安全登山隊無事下山しました。

椹島から畑薙ダム・静岡と長かったけど初めての場所だったので私的には楽しみました。この地域に来るのは初めてでしたが南アルプスは奥深い、まだまだ登っていないところがたくさんあるのでこれからここに来る機会も増えそう。

いつのまにか来年田代バス停から伝付峠に登り、そこから笊ヶ岳に登ることが決まったみたい。そして今度は二軒小屋ロッジに泊まって送迎バスに乗り、歩いているシモジモの人達に手を振るのだと張りきっている人が1人・・・仕方ないからつき合うか(笑)
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